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親の介護施設をどうやって選ぶのか?

昨年末から87歳の私の母親が入院しています。

最近の入院歴は今回で3回目です。

1回目は両ひざに人工関節を入れたため。

2回目は軽い脳梗塞になり心臓にペースメーカーを挿入したため。

今回の3回目は血行障害で足の指先が壊死し、手術となったため。

1回目と2回目の入院後は自宅にいましたが今回はさすがに歩行も困難になりつつあるので介護施設をさがさないといけません。

自宅介護は本当に無理なのか?

妻とじっくり話し合ってきた結果、施設を探そうという結論になりました。

さて母の介護施設としてどこを選ぶべきか?

選んだとしても入居できるのか?

費用はどれほどかかるのか?

現在母が入院している病院には退院後の施設を紹介してくれるスタッフさんがおられますし、別にケアマネージャーという方もおられますので、その両名と相談しながら母の介護施設をどう選んでいくかを相談しているというのが現状です。

病院のスタッフさんから下記の書類をもらいました。

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この病院では地域包括ケアシステムという体制を整備されているようです。

母が退院したあとで母が何を必要としているのかを考える場合に、医療なのか、介護なのかそれとも両方なのかで迷ったときに参考になります。

退院後の住まいとしての選択肢は中央にある、自宅か、ケアハウスか、有料老人ホームかサービス付き高齢者住宅となります。

我が家の場合は自宅、ケアハウスは除外ですので有料老人ホームかサービス付き高齢者住宅となります。

次に、医療重視ならば左欄下にある介護型の療養型病院(要介護1~5)です。

介護重視であれば右欄にある入居施設の中の老人保護施設か、特別養護老人ホームか、グループホームとなります。

公的施設である特別養護老人施設(いわゆる特養)は費用面でも安く入居希望者が多いです。富山市内の特養でも50人待ち~150人待ちという状況です。

しかもこの特養に入居するためには病院からの紹介制度はなく、母の家族である私と妻で直接探して申し込みに行かねばならないようです。

実は昨日の日曜日に妻と一緒に家の近くの特養へ話を聞きに行ってきました。待ち人数を聞いてすぐにあきらめるのではなく、とにかく申し込んでおくというのが得策のようです。(親の介護度により入居の優先度が変わる可能性があったりとかで案外早く入居できる場合があるそうです)

ですから自宅の近所で2~3ヶ所の特養を探し、申し込んで置き、それとは別の入居施設を探し、親を入居させてから特養の順番を待つというやりかたを特養のスタッフさんから教えられました。

さて病院の施設紹介スタッフさんから提示された次の資料は

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前述した療養型病院の一覧表です。

次の資料は

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有料老人ホーム一覧表です。

そして最後は

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サービス付き高齢者住宅の一覧表です。

費用面でも添付資料にメモ書きしてあるので参考にしてください。

さて今後の動きですが、数日後に、現在入院している病院のドクターから母の病状についての見解がでます。その見解により、療養型病院を選ぶか介護型施設を選ぶかの方向性が出されます。

そのあと、病院の施設紹介スタッフとケアマネさんと我々で相談し、上記リストの中から数カ所の候補を選択し、施設紹介スタッフさんにその施設にコンタクトしてもらいます。

その施設から受け入れ可能といわれたら私と妻で見学に行きます。

そこがいいと思えた場合に母に説明し納得してもらい転院の運びとなります。不可の場合は次の施設を見学にいきます。

現在はこのような状況です。

書きとめておきたいことは、妻は我が家に嫁に来て以来、看護師をしながら

祖母の自宅介護を手伝ってくれました。祖母が亡くなった後も私の父を見送り、昨年は妻の父を見送りました。

そして今回実母ではない、私の母の自宅介護を数年続けてくれ、そして数回の入退院にも尽力してくれて、今回の母の入院先からの転院にも時間を費やしてくれています。

妻がいなかったらどうなっていた事かと考えると、妻には感謝の気持ちしかありません。

私が中国とタイで働いていた約10年間、妻は家で私の母と二人暮らしをしながら、仕事でも看護、家でも看護という生活を続けてくれました。

本当にありがたい気持ちでいっぱいですし、男とは何の役にも立たないものだと反省している次第です。

これからは今までできなかった罪滅ぼしの気持ちも含め、息子として母に寄り添い、妻には感謝の気持ちを忘れずに、母の行く末が出来る限り幸せなものになるよう自分が出来ることをやっていきたいと思っています。

結局最後は自分の決意表明となりましたが、この記事が何かの参考になれば幸いです。

それじゃまたね!

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