60代シニア夫婦、住み替えを決心する。

12月に入りいよいよ冬シーズン突入ですね。

さて以前の記事『60代シニア夫婦、住み替えを考え始める』から事態が進展したのでご報告です。

現在の家を売って中古一戸建てを購入するという流れを想定していましたが、なんと今の家の購入希望者が現れました。

現在の家は昔の廻船問屋が立ち並ぶ通りの一角にあり、築100年を超える旧家なんですが、ここ数年でこの通りにフレンチ、イタリアン、割烹、寿司の店が進出して来ました。その数軒が今年になってミシュラン星を獲得するという出来事があり、それを目当てにする観光客も徐々に増えてきた状況です。

私の家の購入希望者も県内で食品チェーンを展開する会社の社長で、数年前からこの通りで地元の鮮魚を使った飲食店を開きたいという考えがあったそうです。

その社長は私の地元の先輩の友人でもあり、その先輩が仲介役となり知り合った訳です。

先週末にその社長と先輩が家に来られ、売り買いの話し合いの第一回目が行われ、来年3月に私の家を売却する方向で話がまとまりました。

そうなると次は住み替え先探しです。

ことは急げということで、話し合いの翌日からネットで不動産物件を探し始め、内見会を開催している物件を中心に6物件ほどを候補に挙げ、実際に物件を実際に見てきました。

地域性、将来の発展性、各種生活インフラの位置、職場との距離、融雪装置の有無、そして購入予算、築年数、家の間取り、リフォーム状況などを総合的に比較し、1物件に絞り込みました。

その物件を扱う不動産会社は、中古物件を買い取り、全面的にリフォーム工事を施工し、販売価格が1,500万円以下というのを売りにしている会社でした。

更に特徴的だったのは、その会社が家の売主であるため、

①仲介手数料が無い。

②耐震保証『震度6』

③シロアリ駆除施工済み

④2年間の瑕疵保険付き

というものでした。

間取りは4LDKの二階建て、1台分の埋め込み式カーポート、屋外に2台の駐車スペース、庭付きの物件でした。

価格は今の家の売却予定価格より高いのですが、持ち出しが2百万程度で済みそうなのでさほど気にはならない価格です。

元々、妻の希望は洗濯物を干すのに二階に上がらなくてよい平屋が絶対条件と言っていましたが、この物件の一階には南向けのテラスがあり、洗濯物は二階へ上がらなくてよいことが分かり、また子供たちが遊びに来ても車が駐車できるし、二階の洋間が使えるということで、平屋にこだわらなくてもいいと考えが変わったようです。

そうとなると引っ越しの準備に入らなくちゃと、その段取りを考えてねと私に言ってきました。

来年の3月中旬に引っ越し。。。。

まだ時間はあると言えど、北陸はこれから雪のシーズンを迎えます。

年末年始には長男夫婦、長女夫婦が5泊6日で遊びに来ますので、不用品の整理、廃棄は若手にも手伝ってもらう事にします。

家の売却契約、住み替え先の購入契約という肝心な部分がまだ残っていますが、ことがスムーズに運ぶように慎重に話を進めて行くつもりです。

また状況に変化があればこの場で報告します。

60代は最後の住み替えのチャンス。

そんじゃまたね！

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