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魂の契約NFT

今日ETHのCo-founderのVitalik Buterinさんこんなツイートをしたということで流れてきたTwitterを紹介します。 "Soulbound NFTs"  Soul というのは魂。 Bound というのはつながり。という意味になります。

NFTというと現在アートを売り買いするというところで広がりを見せていますが、このような狭い領域では止まらないようです。

NFTは、売ったり買ったりという分野の他に、売らないというつかいかたもあるよ。という話です。

SoulboundNFTs と名付けられていますが、私は日本語で "魂の契約" と名付けています。

世の中は法律で皆動いています。そうすることで秩序も守られ平和な社会が築けるものですのである程度の規則というものは必要です。しかし、人間同士の関係においては、"法を超えた約束" というものが存在します。"信頼、信用" という言葉に置き換えられるかもしれません。

結婚という制度

婚姻届は結婚というものを法律化したものです。婚姻届を出したその瞬間から法的に夫婦となります。いくら二人が大好きな関係でも、婚姻届を出していなければ法的には結婚したことにはならないのです。

アメリカではちょっと結婚のプロセスが日本と違います。アメリカでは結婚する前に自分達の通う牧師さんに二人は魂で結ばれたと証明されサインをもらいます。そのサインを持って役所にいって正式に婚姻届をだすのです。(今は簡略されていますのでちょっと古いスタイルになっていますが)

その為、アメリカ人は教会で挙式をするわけです。(サインをもらわないと役所に届け出できないので意味がある式なのです。今はこれを省く人もいますが。)

日本人がハワイで挙式をする際、牧師さんに頼んで式をあげますが、アメリカ人とはちょっと意味合いが違ってくるのがわかるかと思います。ここでもらった牧師さんからのサインは日本人にとっては(日本国では)全く効力がないので "記念" として持ち帰っていたのです。

せっかくハワイで挙式をして "魂の契約" が記念になっている。そんな話を耳にして数ヶ月前に思いついたのが結婚証明NFTです。婚姻届ではありません。お互いの意思を確認し合った、婚姻届より大事な魂のレベルでの約束です。これを形にする場所は今までありませんでしたが、"Non Transferable NFT" であれば、することができます。

当時は、自分達で転送できないNFTとしてスマートコントラクトを書いていましたが、現在ではthirdwebでも対応しているのです。

このように法を超えた枠での契約というものを何か形にできるというのは革命的なことだと思います。NFTにはいろんな可能性がかくれているようです。



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