たどり着いたのは「やりたいことをやる」というシンプルなこと。
コルクラボというコミュニティに入って、1年がたった。
入ったのはついこの前のような気がするし、わたしは主に月に2回あるオフライン会に行って、オンラインでちょっと交流するくらいのゆるゆるとした参加度合いなのだけど、1年たってみてコルクラボをとおして自分自身が変わったなと思えることがいくつかある。
ラボに入って1番大きな変化は「編集」という仕事が楽しくなったこと。
とくに編集の知識やスキルを学ぶなにかがあるわけじゃないから、直接的にすぐ役に立つなにかがあるわけじゃない。
だけど、毎月のゲスト会や課題本などを通して、いままでまったく興味がなかったり知らなかった人や事柄にふれる機会が増えた。
まだまだしらないことがいっぱいある。もっとちがう考え方ややり方がある。そんな感覚がもてることに希望を感じるようになったし、記事をつくるだけではない「編集」というものを1年前に比べたらずいぶん広く捉えられるようになった。(そもそもがだいぶ狭かったのもあるのだけど)
そうやって自分の外の情報にたくさん触れることと、毎週のお題(というのものがある)やオフライン会のアイスブレイクなどを通して自分を知ることを通して、やってみたいことがたくさん生まれてきた。
会社は実験の場所になった。
MTGを変えてみたり、ライターさんとのコミュニケーションの仕方を変えてみたり。連載の告知の仕方、届け方、新しいやり方を試すようになった。
うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあるけど、その試行錯誤が楽しい。
「やりたいことをやる」そのサイクルを加速させたのは、ラボのみんなの存在が大きい。
「こんなことやりたいんだよね」とほかでははずかしくて話せないようなちょっと大きな夢や希望を語ったり、「こんな風にやってみたいけど迷ってるんだよね…」とまだカタチになっていないアイデアや悩みを話したり、。
そんなときに「いいね」と言ってくれる人や応援してくれる人がたくさんいた。
やりたい→応援される→やってみる→応援される…というサイクルがぐるぐるぐるぐる回って、「やってみる」が増えていくと、「やりたい→やってみる」のスピードがあがっていく。
やってみるが増えると同時に、やってみるこわさがすこしづつ小さくなっていった。
そんなサイクルの中で、わたしは気付けばクラウドファンディングという、めちゃくちゃこわいチャレンジまですることになった。(やってみるとこわかっただけで、クラウドファンディング自体はこわいものではないとわかった)
漫画 宇宙兄弟で「俺の敵はだいたい俺です」というムッタのセリフがあるけれど、なにかをやるこわさは自分の中にあって、やるのをとめているのは自分なことがやっぱり多い。
ひとりでそのこわさを乗り越えるのはちょっと大変かもしれないけど、そのこわさは自分以外の誰かがちょっと背中を押してくれることで、さらっとこえられちゃうようなことがあるのだと思う。
やってみたいことは、そうやって周りの人の力をかりながらやってみていい。そしてやってみると楽しい。
そんなことがわかった1年だった。
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