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やってしまったと後悔してももう遅い

立ち上がった瞬間やばい、と思ったけどもう遅かった。


在宅勤務の会議中、小2長男が部屋に入ってきた。

表情はそのままあわててミュートにしつつ、会議中だというのを画面から見えないところでジェスチャーで伝える。

もう〜と言いながらでもちゃんと部屋の戸をしめて長男はもどっていった(ちなみにこんなにすんなりなのはめずらしい)


会議が終わってリビングに行き、さっきは話を聞けなくてごめんと謝り、話したかったのはなんだった?と聞いたら「おんぶして!」と言う。

さみしかったのか、ちょっとした仕返しのつもりか、そのどちらもか、わからないけどおんぶしてほしいらしい。

いま思えば、会議中に話を聞いてあげられなかった罪悪感もあって、リクエストに応えてあげたいなと思った。

それがよくなかった。


気温がぐっとさがり、しかも1時間じっと椅子に座っていた直後。

体はがたがちに固まっている状態で、なんの準備もなく20kgのものを背負ってはいけない、絶対に。


長男をおんぶして立ち上がった瞬間、やばいと思ってすぐに長男をおろしたのだけど、もう遅く、そこからどうにもこうにも動けないくらい腰がいたい。

「腰いたいからちょっと待って…」と言うも、とつぜん降ろされた長男は「ちょっと!ママ!おんぶ!」とおこる…が、なんだか様子がおかしいことにさすがに気付いて、どこが痛いの?と聞いてくれたのでこの辺がいたい、と説明したら「ぼくがマッサージしてあげるよ、もみもみ」と言いながら腰をかなりソフトにもみもみしてくれた(笑)

笑ってもいたくて笑えないけど、このかわいさに触れられたことが唯一の救いだなとか、よくわからないことが頭をよぎる。

なんとかベッドに移動して、すこしづつ腰回りを動かしてなんとか歩けるくらいまでになったけど、現時点でまだいたい。


長男は日々大きく重くなっているし、自分は日々年をとっていて運動してなきゃ筋肉だっておちていくばかりで。

そんな現実に向き合わされた出来事だった。

パーソナルトレーニングの予約、しようしようと思いながら後回しにしてたけど、絶対予約しようと決めた。


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