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東北~北海道旅 2日目 盛岡まで

仙台の宿にて起床。朝食は時間が無かったのでコンビニおにぎりですませてしまった。2日連続で朝食が簡素だなぁ。

①本日見た建築

女川駅
坂茂設計の駅舎
至るところに紙を利用した建築があり、坂茂らしさを感じることができる。
女川復興のシンボルとして建設されたらしく、この駅を中心としたまちづくりが行われていた。

この屋根のような、迫力がありつつ柔らかい表現は凄い。


2階もあったが、入れるのが温泉利用者のみだったので諦めた。今日泊まる宿に温泉ついてるし。

シーパルピア女川

歩行者専用通路で、道幅も広く、建物が低い見透しのよい場所。D/Hが1.5くらい。
ただの観光施設ではなく、地元住民の生活の場にもなっており、ここのラーメン店にはたくさんの住民らしき人びとの姿が見えた。
もう少し広くても良いと思ったが、そうすると住民の生活に必要な分を超過してしまい、寂れてしまう可能性がある。
どこまで商業、観光に寄せるかも難しい問題だ。

また、この地域のみ電線が見えなくなっており、海まで綺麗に見通せる工夫が施されていた。こういう細かな工夫が歩いていて心地よい空間を作り出す。

震災遺構

建築ではないという意見があるかもしれないが、後世に震災の恐ろしさ、復興までの道のりを記憶し、伝えるという点において、重要な役割を担っているので記載する。

これを見たとき、頭を殴られたような衝撃が私を襲ったと同時に非現実めいた光景だと思った。横に倒れているのは
かつて交番であった何か、決して現代アートではない。
これは現実で、ここだけは9年前の3月11日のままだ。

建物に草木が生い茂り、人の代わりに虫や鳥が住んでいることを除けば。

こんな惨状を直視しなければ行けなかった地元住民。
それでも何とか復興をし続けたこと、子供が100年後に誇れる町を目指し、住民と行政が力を合わせ、今の女川、東北をつくったと考えると、人間の底力を感じられずにはいられなかった。

アイーナ盛岡

中を見学したが、とてつもなく広い。
7階建てで、ギャラリー、図書館など、ほとんどの機能がこの建物に詰まっていた。
学生のたまり場にもなっており、中にはたくさんの高校生たちが談笑や、勉強をしていた。

内部の様子
ちょっとショピングセンター感があるのは内緒。

盛岡駅周辺の感想
仙台と比べると歩行者優先の意識が低い。
少し歩きにくさが目立った。
②地域のコミュニティ
女川
観光客と地元住民どちらにも使いやすい空間が多かったため、お互いに楽しみを邪魔することなくコミュニティを築けていたと感じた。飲食店なども観光客と住民で半々くらいの客層だろう。
盛岡
高校生や中学生など、よく集まり遊んでいるように見えた。
おそらく学校終わりにアイーナ盛岡など、どこかしらに寄って帰る人が多いのだろう。
③今日のごはん

女川の穴子定食

まず穴子のでかさにビビる。器からはみ出さんばかりの大きさで食べる前から私を威圧してきた。
食べてみる。うまい。めちゃくちゃ柔らかいし弾力もある。
一心不乱に穴子をむさぼり、気づいたら失くなっていた。
ごちそうさまでした。

岩手名物じゃじゃ麺
昼が豪勢だったので、夜はそこそこの量に。
台湾混ぜそばとはまた違う味で、中々においしかった。
ごちそうさまでした。

ちなみに体重計に乗ったら73キロありました。
半年前より8キロ太ってんだけど。なぁ。マジで。

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