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Twitterアカウントがロックされてから解除されるまでの足掻き

 ある日突然、身に覚えのないことでTwitterアカウントがロック/凍結されたことはないだろうか?普通はないと思う。しかし、現実には身に覚えのないことでアカウントロック/凍結されることは普通に存在している。
 今回、筆者のTwitterアカウント(@ragemax)が突然アカウントロックされてしまった。ちょうど本日そこから復旧したので、それまでの流れを書きたいと思う。正直、他の方に適用できるかは全く保証できないが、自分の事例の記録として多少の参考になればと思う。

[兆候]

 凍結屋という存在をご存じだろうか?要するにカネをもらって他人のアカウントを凍結させたり、凍結を解除しますとうたっているアカウントが複数いる。そのウェブページを見て感想を書いてたらリプライが来た。

 よく分からない謎のアカウントからリプライが来ていた。ズバリ言うとこのアカウントが凍結屋と言われているうちの一人(?)なんだが、このリプライが来てから数時間後に、いきなりアカウントロックの通知がメールで飛んできたわけである。正直、自分のケースにこのアカウントと関連があるかどうか証拠がないので不明だが、可能性は非常に高いと勝手に思っている。

アカウントロックを知らせるメール文面

[該当のツイートについて]

手違いどころの話じゃねえ

 [偽造品に関するルールに違反している]という申し立てなのに、ツイートの中身については全く関係ないものである。実際は、他にもアップル製品に関するツイート数件について同じ申し立てをされていた。

[凍結屋は何をしているのか]

 確証はないが、以下のことをしていると思われる。

・何個か認証済みアカウントを用意する……適当なツイートに申し立てをする道具で、認証済みアカウントから申し立てすると普通より効果があるらしい。認証アカウントは普通にインタネッツで売買されており、表に出てるようなサイトでもひとつ数百ドルくらい出せば買えるように見える。認証とは。
・認証済みアカウントから適当なツイートを報告しまくる……アップル製品に関するツイートを狙っているフシはあるが、実際はそうでなくてもいいのかもしれない。

 これが炸裂するといきなりアカウントがロックされたり、運が悪いと凍結というハメになる。今回については、凍結屋にチャチャを入れるようなツイートをした筆者にも多少は非があるかもしれないが、少なくとも何の関係もない申し立てでロックされる筋合いはない。

[ロック/凍結されたら?]

 前置きが長くなったが、今回の本題はこちら。
・ひたすら異議申し立てをする
・絶対に諦めない

 自分が悪いならまだしも、悪くないなら異議申し立てをする以外にない。それも諦めず何回もやる必要がある。凍結/ロックは機械的に行なわれてるっぽいが、解除自体は人がその申し立てを確認するようなので、その機会を少しでも増やすには繰り返ししかない。実は筆者の場合、2017年にもアカウントが凍結されたことがあったが、諦めずに申し立てをしまくっていたら一ヶ月後に凍結解除に至ったことがある。不名誉ではあるが、この経験が非常に役に立ったのが正直なところである。

※なお、アカウントロックの場合は申し立てされたツイートを削除するようにページが誘導されるが、これは後述するタイミングまで念のため行なわない(やると凍結される可能性があるので)。

[手順]
1.ロックされたアカウントにログインした状態で、異議申し立てページに行く。恐らくツイート削除画面とか[凍結されてます]状態ページから行けると思うが、上のリンクでもOK。
2.申し立てをする。今回のように身に覚えがなければそのように書く。
3.最も大事な点は、メールアドレスである。アドレスの入力欄にメールアドレスを書くが、申し立てするごとに違うメールアドレスを書く。Gmailならエイリアスも使えるので活用してもよい。別に同じメールアドレスで何回も申し立てはできるが、一回目に申し立てた内容と関連があるから云々……という返信が来て、自分の場合あまり効果がなかった。なので申し立てのたびに違うメールアドレスを使い、要するに新規の申し立てという扱いにさせればよい。
4.これらをアカウントロック解除/凍結解除されるまで繰り返す。一日に何百までしなくてもいいが、数回くらいしてもバチは当たらない。

5.Twitterが確認して問題なかった場合、次のようなメールが来る。

違反してないが?

『お前ルールに違反したやろ、だから機能を一部制限しとる。次はやんなよ』という概要である。いや違反はしとらんが……

 ここまで来たら再度ログインする。ロック解除の場合は申し立てされたツイートがまた出てくると思うが、なくなるまで削除すればようやくロック解除される。凍結の場合は削除対象ツイートが出てくると思う。正直納得いくわけないが、無事に解除されるなら妥協するという感じ。

 ここまでが一連の流れである。ただし、人によっては別にツイートを削除しなくても凍結を解除される場合もあると思う。ここではあくまで自分のケースについて記載した。

[凍結攻撃を防ぐ方法]

 実に悲しいが、対処法は2つしかないように思える。
・鍵アカウントにする(非公開化)
・過去のツイートをひたすら削除する

 鍵アカウントにすれば、外に公開されないのである程度防げる。ただし、攻撃してくるアカウントが自分をフォローしている状態ではダメかもしれない。つまり事前にやっておくべき作業に思える。
 また、過去のツイートを削除すれば因縁を付けようがない(ツイートを報告できない)のでこれも効果があるように思える。

 正直どちらも全く不要な事柄である上に、Twitterの特性を無効にするような話なので、しなくても済むならしないほうがマシである。しかし、正直なところ凍結屋に狙われたら、普通の人間にはどうしようもない。全く不条理としか言えない。

[最後に]

 マジで不毛な時間だった。かわいそうな中年男性にお恵みでも投げてやるかという方はお恵みをください。

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