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北海道コンサドーレ札幌 野々村社長「…怖かったなー…ウィル…」

STVラジオ「GO!GO!コンサドーレ」(9/21(土) 7:30)にて播戸竜二選手の引退話などを交えながら。
MC:吉川のりお
MC:野々村芳和(株式会社コンサドーレ代表取締役社長兼CEO)

通訳の言葉からはじまる番組…

吉川:改めて言うのもなんなんですけど、今日もそうですけど、この番組、まウリセスさんの声から始まってるんですよね。
野々村:今日、そうでした?
吉川:「チーム通訳鈴木ウリセスです、GOGOコンサドーレっ!」ていう、エセな感じの。
野々村:うん。
吉川:はい、外国語…
野々村:ま、あいつの番組みたいなもんですから。
吉川:そうっすよね、でもまあ全国にね、ラジオもテレビも含めてですけど、こういうJリーグのサッカークラブの番組ってあると思うんですけど、通訳の言葉からはじまるっていうのはたぶん…ないですよね。
野々村:ないっすね、たぶん。またねそれをいうと、あいつ調子に乗って…ま喜ぶは喜ぶんですけど、こないだも喜んでましたよそういえば!聴いたっていってましたもん。
吉川:(笑)え、聴い…チェックしてるんすか?
野々村:まあなんかね宮の沢にくる途中にちょうどいいタイミングだったみたいなことを言ってましたよ、なんかほら、あれだよね、セミが飛んできた話、先週でしたっけしたの。
吉川:先週です、ルヴァンでね。
野々村:「あれよかったですよー」って言われました僕。
吉川:よかったですよって(笑)

(略)

吉川:そしたらね、残念なことにそのことに関するメッセージが届いてまして、
野々村:えーやっぱり。
吉川:「ウリさんセミファイナルにワロタ」…「ウリちゃん最&高!」という。
野々村:これあの、クレームのメールとかはなかったんですかね本当に。
吉川:ないんですよ。
野々村:なんでそのベンチに入ってるね、シリアスの状況でそんなふざけたやつがいるんだ、っていうのはなかった?
吉川:これがなくてですね…ウリさんの味方が多すぎるんですよ。
野々村:そうでしょ、それをウリは喜んでたんですよ。で、俺の伝え方が一歩間違えると逆に伝わるじゃないですか。
吉川:はい。
野々村:だから「よかったですよ」って…
吉川:(笑)社長にむかって
野々村:そうそうそう、よかっただろウリって、これでキャラ設定確立できたなっていう。
吉川:そういう意味ではね、今後をね、これからも残りね、今シーズンの中で一点を争う緊迫した場面というときに、ウリさんの存在に救われることがあるかもしれない…
野々村:…ま、ま…まあ、ないでしょうね。
一同:(笑)

播戸竜二選手の引退をうけて、2001年をふりかえる

吉川:あの、ちょうど2001年のコンサドーレのホームゲームガイド、ひとつ写真の中にですね、播戸選手、そして野々さん、
野々村:あーまあまあそうかそうか、ウィルも写ってんなー、この外国人…
吉川:あ、そうですね。
野々村:…怖かったなー…ウィル…
吉川:怖かったですか(笑)
野々村:怖かったですよウィルは。


吉川:それは試合中の気性ってとこですか。
野々村:もうそれが怖かった。前の年大分にいたんですよ、
吉川:はい。
野々村:で大分とコンサドーレがやって、ウィルはいい選手なんで、ちょっと精神的に乱そうと思って、こっちはポルトゴル語でいろいろ、けっこういけないことを前半言ってたんですよ。
吉川:(笑)そういうことを。
野々村:そしたらハーフタイムにベンチに、ロッカーに殴り込みにくるぐらいのやつですからね。
吉川:へー。
野々村:今の時代だったら、たぶん、できねーんじゃねーかっていうことを…そんな奴だったのに次の年チームメイトになっちゃってこれどうしようって思ったんですけど(笑)
吉川:で野々さんみて「アイツ…」って。
野々村:でもそういうの覚えてないんですよたぶん。
吉川:瞬間瞬間でね。
野々村:あとはもううまく手懐ければよかったんですけど。
吉川:はあ。
野々村:まあいい選手だったけど、怖かったですよ?

吉川:でもね、やっぱこう2001年のシーズンっていうのはね、そういう意味では得点力ってとこからすると、ウィル選手がいて播戸選手がいてっていうとこで個性派ぞろいだったんじゃないですか。
野々村:個性派は個性派、ですよね。播戸なんかでもまだ二十歳そこそこだったと思うんで……ま、めんどくさい奴でしたよ…
一同:(笑)
吉川:それだとあれですね、チームをまとめるのが大変だったんですかね逆に。
野々村:まとめるっていうか気持ちよくサッカーをしてもらうには、どうしなきゃいけないかみたいなところですよね。
吉川:あー。
野々村:まあまあ岡田さんが監督だったから、岡田さんが戦術的なところとかグループをがちっとまとめるのがあったとしても、選手同士でその怖いウィルをその気にさせるとか。
吉川:(笑)
野々村:めんどくさい播戸をおだてるとか、
吉川:はい。
野々村:それをやりながら、でもおだてるにもどっかでガツンといっとかないと、おだてる言葉の効力がおっきくならないじゃないですか。
吉川:はいはい。
野々村:そのへんは難しかったかもしれないですよね。
吉川:野々さんもけっこう大変だったんですね。
野々村:大変ていうかほら、自分がなにかゲームを決めれる人じゃないから、いかにこの人たちに一生懸命頑張ってもらうか…
吉川:ははははは(笑)
野々村:そういうことですよ、たぶん(笑)
吉川:まあでもね、ピッチにいる11人が、当たり前ですけど、それぞれの個性で輝くことも必要だし。
野々村:うん。
吉川:でもチームがひとつになっていく、ってとこも必要だしっていうとこではね。
野々村:そうですね。
吉川:まあでもね、こういう時代があっての今のこのコンサドーレ、新しい景色をみれているってことで、播戸竜二選手が正式に引退を表明しました。


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