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日曜日の障害戦(4/16)


明日は、福島で未勝利戦が2鞍行われます。

では、早速、レースのみどころについて、解説していくことにしましょう。


福島4R 未勝利


ここは一頭を除き、決め手不足の馬のコレクションみたいな組み合わせとなりましたので、道中の立ち回り次第で、馬券圏内の争いが混沌としてきそうな予感がします。

加えて、馬場が悪くなるとアクシデントが頻発する福島コースでもありますから、いろんなことが起こる可能性を視野に入れつつ、競馬ファンの側もレースに臨む必要があるのではないでしょうか。


中心には、⑤アランデルを推します。

まあ、普通の馬場なら「この馬で勝てる」と言い切れるくらいの力関係ですから、「つつがなくレースを終えられるかどうか」がすべてと言っていいように思います。

無事にアクシデントなく回って来られるようなら、普通に勝ち切る公算が極めて高いと思うのですがね。


2番手は、⑩ノアチェリー

2戦目の上積みが見込めるこの馬ですが、おそらく平地時代と同様に詰めの甘さを抱えているのだろうとは思っています。

それでも、上積みに乏しい決め手不足の馬たちと比べれば、どうしたってこちらに食指が動きますし、このメンバー構成なら、ギリギリ2着争いには絡んで来られるのではないか、と。


3番手は、③ケルト

この馬は、決定的に平地力が不足している印象ですが、レースセンスの良さという意味では、メンバー随一のものを持っていると言っても過言ではないでしょう。

結局、どの馬も決めて不足で最後のひと押しを欠くのなら、この馬の立ち回りのうまさが相対的に生きてくるのかな、と。


4番手は、⑦グリニッチヴィレジ

この馬は、高齢牝馬で多くを望めない状況にはありますけど、このメンバー構成なら侮れない面はあると思っています。

クセをよく知る伴Jに手が戻るのも歓迎材料となりますので、「タイミング良く抜け出して、そこからどこまで粘れるか」という競馬に期待してみましょう。


福島5R 未勝利


ここは、初障害馬を別とすれば、実質4頭による上位争いと考えていいでしょう。

脚質的にも、ハナに行く馬(ブラウシュヴァルツ)、好位に控える馬(テイエムクロマル)、中団から差す馬2頭(トーセンオリジン、パーディシャー)と、非常によくバランスが取れていますので、展開面がどちらに振れたとしても、勝ち馬はこの4頭の中から出ると決め打っていい。そんな気がします。


中心には、⑤ブラウシュヴァルツを推します。

前走のテイエムクロマルのレースぶりを振り返ってみると、番手の位置で壁になるようなレースをして逃げ馬をアシストする形のレースになっていましたので、ここも似たようなパターンになるのかな、と。

その上で、相手が揃っていた前走で一発回答を出して見せたこの馬の走りを振り返ってみれば、ここは「普通に走って普通に勝ち切る公算が高い」とシンプルに考えました。


2番手は、⑦パーディシャー

こちらは前に行けない脚質ゆえ、どうしても差し損ねる率が高くなってしまいますが、小牧加Jへの乗り替わりによる前進は必至ですから、今回は見せ場以上を期待していいのではないか、と。

高いレベルで言えば、小牧加Jとあまり手が合うタイプの馬とは思えませんが、少なくとも草野Jのエスコートよりは、確実に時計は詰まってくるでしょうし、、、


3番手は、⑥トーセンオリジン

この馬は、ローカル開催でこその馬ですからね。

舞台が福島コースに替わってこのメンバー構成なら、多少道中の位置取りが悪くなっても、上位争いには確実に喰い込んでくるのではないでしょうか。


4番手は、⑨テイエムクロマル

この馬は、単独2番手でスムーズに運べた時に好走するイメージとなります。

まだまだ気性的に信頼はできませんが、折り合い面にさらなる進境があれば、ブラウシュヴァルツとの「行った行った」も十分に期待できますので。


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