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「メディアがメディアを呼ぶ」露出の連鎖が起こる話

こんにちは、ラクーンホールディングスのトクナガです。はじめての記事は広報らしく(?)「メディアがメディアを呼ぶ、露出の連鎖が起こる」という話を書いてみたいと思います。


先日、“コロナ禍でのテレワークの継続”といったテーマで、ある全国放送のニュース番組から会社に取材オファーがきました。

取材を受けた経緯は、ほかの広報メンバーが他社の広報さんから「テーマにあった取材先の企業を番組のディレクターさんが探しているみたいなのだけど、ラクーンさんって(テーマに)該当しない?・・」と相談されたことがきっかけです。(広報業界だとよくある?ことですね。横繋がりでメディアを紹介したりされたり・・)


コロナ禍でリモートワークを実施している企業が増えている中、実施に至った理由を中心に、リモートワークでのコミュニケーションの取り方などについて取材したいという趣旨だったのですが、どうやらリモートワーク中につき取材に対応できないといったケースや、取材自体受け付けていないケースもいくつかあったようで、番組の方は朝から取材先探しに奔走されていました。(コロナで取材に行ける範囲も限定されているようで大変そうでした・・)


うちの会社は1月末の早い段階からリモートワークを実施していて、緊急事態宣言の解除後は業務の状況によって出社体制に戻る部署もありましたが、現在は基本的に全社員がリモートワークを実施しています。


リモートワークの継続については、都内の感染状況をみながら随時社内で検討して実施していますが、全社員に対して出社に関するアンケートを実施し、みんなの率直な声も聞き、それを判断材料のひとつにしました。
感染に対する不安や、出社することのストレスなどは人によっては感じ方が様々なので、実際にみんながどう思っているか、そこを無視しして感染数の数字だけで決めるわけにはいかない、という社長の考えもありアンケートを実施したのです。そういったことも含めて今もリモートワークを続けています。
そしてリモートワークが長引く中でも、社員間のコミュニケーションに支障が出ないようにオンラインで交流できるようなイベントを企画したり、今までとは違う形でのコミュニケーションの取り方を色々と試しています。


そういった取り組みや状況が取材のテーマに沿っていたのと、「社内の撮影ができる(社員がいない様子とか)」「すぐに撮影できる」、さらには「社長がインタビューにこたえる」という環境にあることをこちらもアピールしたのも、取材先に選んでいただけた理由の一つかな、と思います。(ちなみに、取材オファーをもらってから30分後くらいには会社に来られたので、リモート中でも取材対応できる人がすぐに出社できる環境は大きいな・・・と感じました。)


取材いただいた内容はその日のうちに放送され、特に告知はしていなかったのですが(情報番組の場合は確実に放送されるという保証はないですしね・・)社外からも「見たよ」という声が届いたり、短い時間ながらも全国放送だけあって結構見てもらえたようでした。


何よりも反響を感じたのは、ほかの情報番組から取材オファーがあったことです。


全国放送された翌日に、今度は朝の情報番組から同じ趣旨で取材がしたいとの連絡をいただきました。
この番組でも同テーマでの取材先を探していた時に、うちの会社のインタビュー内容を見て、さらにはコーポレートサイトに掲載しているコロナ禍への対策や取り組みも見ていただいたそうで、その日のうちに取材しに来てくださいました。


ただ残念ながら、この時の取材内容は他のニュースとの兼ね合いでお蔵入りとなってしまったのですが・・(これもあるあるですよね・・)


が、また別の日に別の情報番組から同じように取材オファーがありました。この時も全国放送での内容をみて、、ということでメディアに掲載されるとほかのメディアからも取材オファーが来る、というのを実感しました。


以前にメディア関係の方から、”取材ネタや取材先についてはネットニュースやテレビ、新聞などメディア媒体を参考にしている”と聞いていたのですが今回はまさにこれに該当する流れでした。


情報番組を見ていると、少し切り口は違うものの、同じ企業がいくつかの番組で取り上げていることケースをたまに見ますが、まさにあれですね。


今回、各ディレクターさんや記者さんに聞いていると「取材先を探すのも大変だから、貴社なら受けてくれるかな・・と思って」という方もいらっしゃいましたし、特にコロナ禍で取材に行ける範囲も考えるとより確実な方法としてすでに露出している企業へオファーされる傾向が強いのかもしれません。


自社の情報をメディアに取り上げてもらうには、プレスリリースを出したり、直接記者やメディアの方にコンタクトをとったり、何かしらこちらからアプローチをするのと、今回のように人と繋がりがきっかけで取り上げてもらい、そこからさらに露出が高まるという方法があると思います。どちらもタイミングやネタ次第、運次第、なところもあるかと思いますが露出した結果を生かす、というのはどちらでも大事なことだな~と今回強く実感しました。


メディアに掲載されたら終わり、ではなくてそれをコーポレートサイトに記載したり、ブログに書いたり、SNSでシェアしたり・・・また、取材いただいたテーマに関する内容も、世の中の関心事項としてどんどん発信したほうがいいな、と気づかされました。(と言っても私もまだ始めたばかりですが・・)
それに、一度取り上げられたネタでも切り口を変えて再度アプローチするのはアリなんだな、と。


メディア露出ってなかなかハードルが高いですが、一度波に乗れたらチャンス到来!露出がさらなる露出を呼ぶのだな、と感じた出来事でした。

ちなみに媒体露出の実績はコーポレートサイトに「メディア掲載」として載せています↓



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