年納め健康麻雀教室__44_-min

健康麻雀の意義と意味

神様に会った事はありますか?
お客様から「もう使わないから、先生の所で使って~」と信じられない神のお言葉を賜り、無償で頂きました(涙)念願の夢!!

年納め健康麻雀教室 (8)-min

これで健康麻雀の手摘みから、自動へと移行できます!皆さんにはリハビリも兼ねて、手積みで1から麻雀をしてもらいましたが、もう大丈夫です!!

半荘2時間25分はかかっていましたが、これで1時間半程に短縮できます!素晴らしい!!健康麻雀は雀荘と違い、初心者にも教えながら行うので、どうしても1半荘の時間が長いんですね。


雀卓の全自動にも種類がある

全自動にも大きくわけて、業務用・家庭用と分かれます。私はマニアなので、全ての台の癖まで知ってますが、アモス・忍者・アルティマ等、機種により牌の感触・偏りが違います。自動卓は何より「洗牌」が無いのでだいぶ楽になりますね。

業務用とは雀荘に置いてある重たくて頑丈な自動卓。半荘1000回は故障など起きずに長年使われます。

家庭用は軽くて持ち運びが可能な自動卓。ひと昔前までは大量生産されていたみたいですが、時代とともに若者が麻雀で遊ばなくなった為、相次いで倒産してしまいました。麻雀の歴史はこちらに詳しく記載されております。


何故若者は麻雀離れになってしまったのか?

私の父親世代、今の60代以上の方はこぞって皆麻雀していたらしいです。大学の近く、駅の近くには軒並み雀荘が連なっていたそうです。

新入社員となった父親は、会社の先輩達に夜な夜な麻雀へ誘われ、徹マンを連夜することに。勝たなきゃ給料を全てもっていかれてしまうので、必然的に強くなっていたそうです。当時のご時世は先輩・上司の言う事は絶対といったサラリーマンの鉄のおきてがはびこっていました。むしろそれが当たり前の時代で、現在の様な上司の誘いを丁重にお断りする考えなど、皆持ち合わせていなかったそうです。

片や現在は、ファミコン・スーファミの普及で魅力的なテレビゲームが斡旋しボーイズの心と魂をがっちり掴んでしまった為だと言われています。ドラクエⅢは伝説中の名作で、当時社会現象までなったそうです。

ここから少年達は麻雀よりもゲームへ→携帯→スマホへと移行します。全ては任天堂が仕組んだ・・・

私達20代で麻雀ができる人を探すのは一苦労ですね。周りにチラホラといる程度。麻雀自体を知らないという子は

 

「あれでしょー?ドンジャラみたいなやつでしょー?」

 

と平気で返ってきます。

 

 

「ドンジャラじゃねー!!」

 

 

 

心で叫びますが、本当にこの程度です。寂しいです。

 

認知症予防から、地域ぐるみで事故対策のきっかけに

私は、健康麻雀をリハビリ項目に追加できればと考えています。Mリーグで活躍されている俳優の萩原さんは「オリンピック種目に」と志も高いのが有名ですね。
もちろんやらない人もいますが、昨今の若年性アルツハイマー、認知症の痛ましい事件・事故を一つでも減らせる、予防になるのではと信じています。

地域のコミュニティとして、横浜では健康麻雀ブームになりつつあります。区役所等で定期的に行われている所もあれば、町内会館を利用している所もあります。常に満員です。

場所を増やせれば麻雀人口も増えコミュニティの場所も増え、人と触れ合う事で元気になる。外に出るのが「おっくう」と感じている方が『何やら皆楽しそうなことしてるわね』と興味が湧き、外へ出る第一歩のきっかけにもなるはずです。

介護をしている家族の方も、ずっと引きこもりなおじいちゃんおばあちゃんが「今日は健康麻雀の日だから出かけてくるわね」となれば、家族の負担もやや減るかもしれません。

「どこどこの○○さんは来ないのかしら??」と心配する声も生まれ、「おっしオレッチが○○さん外出てねぇみてぇだから誘ってくるわ!」とご近所同士の絆が深まると思います。

 

近年問題の孤独死を無くすには?

都内・郊外の戸建て、マンション群が空き部屋になっているのはご存知ですか?日本の高度経済成長を支えた団塊世代の方々が、ご高齢になった為です。

空き部屋が増えるということは、引っ越しかお亡くなりの場合が多いですね。家族に看取られれば幸せですが、そうでない方もたくさんいらっしゃいます。ここを改善したい、いや、しなければならない。

一つ屋根の下プロジェクト」というのがあります。SUMO不動産が先陣し、若者と高齢者の接点を見つけてくれるものです。おじいちゃん達から、様々なお話を聞きながら麻雀も教えてもらえれば、お互い最高じゃないですか。

旦那に先立たれてしまった方も「昔旦那も夜中に仲間たちと麻雀やってたわ~」よく聞きます。例え奥様はプレーができなくても、旦那さんを思い出しながら「こんなことやってたのね~」と覚えるのもまた一興かと。

孤独に最後を迎えるのではなく、地域の方々と今一度お話をする「場」を「健康麻雀」を通じて体験できれば、介護施設・老人ホーム・病院などの情報も交換できるのではと思います。


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