「寄生獣」

3年前くらいに友人に貸していた漫画「寄生獣」全巻が、このあいだ唐突に返ってきた。

懐かしくなって思わずイッキ読みしてしまったのだけど、いやー、やっぱり名作です。

自宅で生き物を飼育したり、水族館に行ったり、釣りに行ったりするのが好きな自分にとって「人間とほかの生き物の関わり方とは」というのはとても身近な、そしてたぶん永遠に答えの出ない問いで。

「地球上に人間なんかいないほうがいいんだ」みたいなこと、生きものや自然が好きなら誰でも一度は辿りつく発想なんじゃないかと思うけど、冒頭からそこに切り込んでいくストーリー。そしてそれが実際に現実になったら……という、残酷なまでのリアリティ。

ところで漫画を貸したその友人は病気療養中で、ヒマだからなにか読むものを……ということだったんだけど、果たして「寄生獣」は入院中に読む漫画として適切だったのだろうか……という、今さらの内省。
(事前に推し漫画として数タイトル挙げた中から「これこれ貸して」って言われた結果だし、返すとき特に文句も言われてないし、まぁいいだろう……。)

そして同時にもう一作貸していたのが「ハチミツとクローバー」。温度差な……。(寄生獣とハチクロを同時に読み返すという日々を送っており、感情が迷子になっている)

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