見出し画像

いろいろなHSP本から感じる、いろいろなHSP ② part.11

みなさん、こんばんは。禧螺です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


今日は久しぶりに、重いSNS疲れを感じてしまい、画面に向かうと気持ちがざわざわしてしまっています。

そんな中でもあたたかいコメントもいただけて、少し気持ちが落ち着かせることができています。

いつも本当にどうもありがとうございます。

返信まで、もうしばらくお待ちいただけると嬉しいです。


今日も読み進めていきましょう

「いろいろなHSP本から感じる、いろいろなHSP」

の日です。

現代は、人の分だけ発信方法があって、人に分だけ表現があります。

「見られること」が大事なのか、「共感を集めること」が大事なのか、「自分が自分として発信できること」が大事なのか、そうした部分も意識しつつ、自分の発信スタイルを整えていきたいです。


それでは、参ります。


読み進めていく書籍は、

長沼睦雄
「敏感すぎる自分を好きになれる本」

です。


「前回って、どんな話題だったっけ?」な方に向けて、前回の記事を貼っておきます。

前回の記事↓


また「バックナンバーが見たいです!」な方に向けても、マガジンを貼り付けますので、好きな記事をご覧ください。

ナンバリングが続いていますが、原則1記事完結で読めるように書いていますので、よろしければご覧ください。

「HSP関連」の記事を収納しているマガジン↓



💟

はじめに


最初にお断りしておきます。


この記事は、「HSP」や「生きづらさ」に関連した本の、

レビューではありません。


この連載の構成は、

・読んだ部分の「感想」
・読んで「学んだこと」
・学んだことを「自分にどのようにいかすか」

という

個人の主観、思考や感性に基づいて、紹介する本を、みなさんに

「感じたよ」「学んだよ」「ここの部分をいかしたいと思うよ」

という「表現」を、共有させていただく記事です。


ここで書かれたことだけを鵜呑みにせず、少しでも、自分の中で、

何か「ひっかかった」・「気になって仕方ない」

と感じられた時は、

ご自身で、その書籍をご覧いただくことを、強くおすすめします。


ですので、

「HSP本の、それぞれの評価が知りたい」
「HSP本で、どれが読みやすいか、わかりやすいかを知りたい」
「HSP本の、本の中身を教えて欲しい」

という方は、申し訳ないですが、

・他のクリエイター様によるレビュー記事や、レビューサイト

・出版社のホームページ

で、お探しください。


以上の点をご検討いただいた上で、ご覧くださいますよう、

よろしくお願いいたします。


標記説明ついて:
【】の中にある題名部分が、当記事のメインとなります。



💟

【感想:第4章 敏感な人が陥りやすい15の「困ったこと」の対処方(後編)「敏感すぎる自分を好きになれる本」】


読み進めて行くと、強く思う。

「私だけがおかしいのではない。でも、それを誰かに相談したいと思えるような人や環境がない。」

世間一般に、HSP気質を「分からない」「知らない」ということに、文句を言いたいわけではない。

私が自分の「敏感さ」を告白しにくい、言いにくいと思えることの原因の一つに、長く付き合っていきたいからこそ、自分の「敏感さ」について話してみるけれど、それをしたことによって、距離を取られたり、連絡が全く来なくなった知り合い・友人がいた、ということがある。

あの頃の私は「受け取れない人もいるのだ」と思いつつも、距離をとられた悲しさに耐えられず、逆に、余計に連絡をとるという悪循環をしていた。

今から思えば、知り合いや友人たちには申し訳ないことをした。

それ以上に、自分自身には申し訳ないことをした。

「もうダメだ」と分かっていて、それでも「つながろう」とし続けて、自分自身の心身を削ったのは、私自身だ。


ただ、だからといって、自分自身を責めることは、もうよしてあげたい。

あの時の精一杯で切り抜けた気持ちは、今でも鮮明に蘇る。

いまだに昇華の途中で、ふと思い出すたびに泣くこともある。

それでも前に進もうとしているし、生きることを渇望する私を、自分自身で追い詰めたくない。


他のHSPの人は、どう考えているのだろうか。

他の人に理解される・分かっていただくために、何かされているのだろうか。

それとも、そもそも「理解されたい」とか「分かって欲しい」という希望や願いは除けて、自分のペースで生きることの方が圧倒的に楽だから、家族や恋人がいても、個人として生きていきたいと思う人が多いのか。


一人ひとりの発信に、そうした「強い側面」も見られるのに、どうして「HSPの人と繋がりたい」という言葉に、多くの人が反応するのだろうか。

それは、人間が、社会性の中で生きる生物でもあるから?

HSPともいえども、人間の社会性を欠いては「生きづらい」と感じられることがあるから?


いろいろな「困ったこと」があるけれど、その「困った」を上手く対処したり、どうにかできるようになるのは、周囲の環境や、自分が関わっていく人の存在が大きいことは、間違いないと思う。

程度の差があるにしても、自分の周囲の環境や、関わる人は、未来の自分に帰ってくるのだと、改めて感じた。



💟

【学んだこと】


今回でこの章は終わりですが、全体的に見てみると、一人で何とかできる「敏感さ」もあれば、周囲の環境や人に協力していただけた方が、上手く対処できる「敏感さ」もあります。


前回に引き続いて、後半に紹介されていた「困ったこと」で掲載されていた項目は、以下の通りです。

⑨ミスが怖くて仕事に時間がかかる
⑩仕事を頼まれると断れない
⑪好きな人に本音で話せない
⑫眠れない、眠りが浅い
⑬人混みで疲労困憊する
⑭体調がすぐれない
⑮カウンセリングでラクになりたい


個人によって「困ったこと」の数も違えば、度合いも違います。

さらに、この本には載っていない「困ったこと」を考えるならば、人間が抱える「困ったこと」というのは、星の数になるのではないかと思います。

それでも、「共存・共生」を、社会的に・世界的に掲げている以上は、いろいろな人が住みやすい地球をめざされるのだろうかと思うのですが、その道のりを考えると、まだまだ道無き道を進む感じになるのだろうかと、感じています。


それぞれの人が「生きやすい」ように、対策されていること、試されている方法を、日常生活に取り入れておられることと思います。

私自身、相手が一人で何かをされている姿を見ることが好きで、気が付くと目で追っていることが多いです。

一人で何かを夢中でされている、集中されている姿は、自分を「生きやすくする」という行為に繋がっていることも考えられるので、その姿を見ると、なんだか癒されてしまうのです。

その方法が、一人ひとり違うので、見ているだけでも学びになったり、ふと新しい思考が浮かんできたりすることがあります。

全員同じではないからこそ、癒される感覚、と言いましょうか。


自分なりの「生きやすさ」の方法を見つけて実行していくことも大切ですが、自分とは全然違う方法で「生きやすさ」を試行錯誤しておられる人の姿をみるのも、「人間って、興味深いな」と、大きな括りでの人間を感じることができて、面白いです。

「スケールが大きすぎて、ついていけないよ!」という方もいらっしゃるかもしれません。

世界が掲げる「共存・共生」も、大きなスケールの話であることは、確かです。

身近な自分事として見れば見るほど、相手の価値観がおかしいと感じるけれど、世界規模になると、それは普通だったと、もっと多くの事象で、そうした感覚を浸透させていける世の中にしていきたいです。


HSP気質の感じる「困ったこと」は、そういう部分にも寄り添って考えていけそうだと感じました。



💟

【自分でどのようにいかすか】


ここでの「困ったこと」は、多くの方が抱えていて、おそらく相談したい人もいるけれど、なかなかそうした気分になれなくて、「言いたいのに、言えない」環境の中で過ごしていらっしゃる人も多くいらっしゃると思います。

現在の私ができることとして、

自分が「困った経験」をもっと発信してもいいのかな?

と、考えています。


私自身でも、

「これを”困ったこと”と言って、発信してしまっていいのだろうか?」

「言って、批判されるの怖い。」

という気持ちを、いまだに持っています。

人の感性にグラデーションがあるように、ある物事から感じられることも、人によって違います。

私の感性に共感してくださる方もいれば、否定される方もいて、はなから興味が無い人もいれば、興味深く聴いてくださる方もいます。

それでも、表に出さない限り、届く相手にも届かないことは、よく分かりました。


自分が「こうして生きていきたい」と決めて行動していくのには、この行為の繰り返しになるだろうかと思います。

人生におけるいろいろなトライ&エラーの繰り返しです。

ただトライ&エラー実践するのではなく、

「これ、ちょっとやってみようかな」とトライを促せる

「失敗したよー!悔しいよー!」とエラーを言葉にして手放せる

自分の環境と人を整えることが、重要なのではないかと思います。


自分が今「恵まれている」と思える環境と人があるならば、その風を信じて、もっと遠くまで行ってもいいのかもしれません。



💟

みなさんからのスキに、今日も一日よい日を過ごせます。

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました!


それでは、今日はここまでです。

みなさん、明日も一日、ご機嫌でいらしてください。



この記事が参加している募集

読書感想文

クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。