<Vol.131>セラピスト業界を盛り上げるために必要な"たった一つ"のこと

「セラピスト業界をもっと盛り上げたい!」

「盛り上げるためには何が必要か!?」

そんな議論を周りの友人たちとよくしています。

皆さんはこれ、どうお考えでしょうか?

どうすればもっと「セラピスト」という仕事、そして業界が盛り上がると思いますか?

実はこの話題、僕の中ではもう結論が決まっています。

すべての問題を解決するボトルネックは"たった1つ"です。

今日はこれについて考えてみたいと思います。


<たった1つのボトルネック>

たった1つのボトルネック。

それはもうシンプルに「稼げるようになること」です。

セラピスト全体の平均所得を上げ、頑張り次第によっては年収600~700万円になる世界をつくる、、

それさえできれば、セラピストの社会的な価値観は大きく変わってきます。

幸せの定義の根本は「経済的自由&豊かな人間関係」ですから、お金と人が十分に満たされていればそこに不満の芽は生まれません。

逆を言えばどれだけやりがいや魅力があったとしても、お金が回らない業界に人(特に優秀な人)は集まりません。

いかに稼げる世界観を作るか、これが何よりも大事な課題です。


<セラピスト界の現実>

ボトルネックがここですから、セラピストの現状としては正直言って稼げません。。

もちろん「2:6:2の法則」で全体の2割(そしてさらにその中の上位2割)程度は、それなりの収入を取っているでしょう。

ただし月収レベルでいえば「30万円」に届けば、もう勝ち組です(勝ちという表現が適切であるかは微妙なところですが…)。

大多数のセラピストの月収は15〜20万円ほど、年収は250万円程度がやっとだと思います(状況によってはもっと少ないかもしれません)。

正直これではちょっと”夢”がないです。。

こんな業界じゃあダメなんです。

お金が全てではありませんが、お金で解決できる生活の不安はたくさんあります。

せめて最低でも月に30万あれば、家賃やら光熱費やらを差し引いたとしてもそれなりの贅沢と貯金はできますよね。

僕はセラピストの仕事にはそのくらいの価値があると思っているので、そのレベルの世界観をつくるべく尽力をしたいと思っています。

ぜひ皆さんも一緒にがんばりましょう(誰かがやってくれるという受け身じゃダメです。自分が変えるんだ!という意思が大切ですから)。


<どんなサービスが有効?>

稼げない理由はシンプルです。

それは収入原資の大部分が施術代金に依存しているから(いわゆる労働集約型ビジネス)です。

一人のセラピストが1時間に稼げる金額には上限があり、1日に稼げる金額にも上限があります。

上限を引き上げるためには価格設定を見直すか、1日に担当するお客様の数を増やすかしかありません。

ただ60分の施術で30,000円をいただくことは(現実的に考えて)難しいですし、1日に10人以上を担当することもできません。

じゃあどうするか、、

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セラピスト特化型の人気コラムです。普段セラピストを教育する立場にある筆者が、セラピストとして大切なことをギュギュッとまとめてお届けします。

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