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304/365 2019年『IT/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。』 ホラーのカテゴリーを超えた感動作。 アンディ・ムスキエティ監督

冒頭に登場する人物のキャスティングがカナダの映画監督グザヴィエ・ドラン。

彼は自ら同性愛者であることを公言していて、自らの作品に同性愛者の役で出演している事でも知られていて、まだ31歳という若手監督でもある。

ペニーワイズの特徴といえば左右の目があっちこっちの方向を向いている外斜視ですが、これCGじゃなくビル・スカルスガルドが自力でやってるのも見所。

本作の物語からも『IT/イット』での子どもたちが大人になっても、同じようなトラウマを繰り返してしまっているところ。

スティーブン・キング自身の子どもの頃の恐怖も反映されている。

ホラー映画でありながらも、大人になった子供たちが昔のトラウマを乗り越えて成長していく姿が本作の見所だし、誰しも抱えうる問題を扱っているからこそ、誰でもすごい親身に捉えられるからヒューマン映画寄りで感動作だった。

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