287/365 2018年『ステータス・アップデート』 自分らしさを見失ってるあなたへ。 スコット・スピアー監督

第二のザックエフロンと呼び声高いロス・リンチに『ヘアスプレー』『17アゲイン』『glee』などの制作指揮をとったアダム・シャンクマンが製作にあたったティーンエイジャーものの映画。

本作は恋愛にテーマを起きながら、現代の若者文化のアニメやコスプレなどを取り入れ、"多様性"や"自分らしさ"と言ったジョン・ヒューズ監督作品を思わせる内容だった。

よくSNSを観てると"自分らしく生きる"って言いながら、ノウハウやシステム、SNSにコントロールされてる状態の人を見受ける。

brandやdollarで着飾ってよく聞く言葉を自慢げに話してるアカウントを観るとギャグみたいで笑える。

それもある種生き方の1つかもしれないけど"自由"を夢見て"不自由"になっていくような、"自分らしく"を追求してるつもりが"自分らしさ"を見失ってるようなそんな感覚。

そういう人には是非観てほしい。

そこに必要なものって家族でも友人でも自分でも無いって事。