とある腐女子の職業訓練備忘録 04-04(018~019日目:Illustrator講座④/最終日)

※当記事及び関連記事は、筆者個人の備忘録と「練習」を兼ねた記事群です。受講訓練の規約内で作成しているつもりですが、何か問題が起きた or 起きそうな気配を察知したら速やかに削除予定です。ご了承ください。

※不備に気づき次第、随時微修正を致します。容赦ください。


訓練18・19日目。Illustrator講座の4,5日目でした。
内容の項目数は多くなかったので二日分まとめて記述します。

18日目

この日の内容は

・Illustratorにおける色について
・グラデーションツールの使い方
・ブレンドツールについて
・ブラシの使用・作成
・アピアランス機能

といったところでした。

色について
IllustratorはPhotoshop以上にDTP、紙媒体が本来の対象です。
そのためRGBよりもCMYKが基本になりがちだよーとのこと。
グラデーションツールも色の続きでした。
とはいえ多少操作できる箇所が多かったので、状況に応じて機能の使い分けが必要と感じました。

ブラシ
Photoshopとはまた違ったブラシの使いごこちでした。
とはいえ一度登録したら描画方向に合わせて簡単に同じ模様を使えるのはやはり魅力的。
インターネット上で神絵師のみなみなさまが同人誌作画用にブラシを配布している理由がよくわかった瞬間でした。

アピアランス
パスとそれに付随する情報で構成されるIllustratorにおいて、一つのパスで多くの情報を付与できる機能。
遊び甲斐がありそうだなと思う反面、使用状況に応じて形状の確定作業を行わないと返って使いにくいと感じました。


19日目

Illustrator講座最終日を迎えました。

・確認テストとその解説
・デザインカンプのサンプル提示
・レイヤーについて
・クリッピングマスクについて
・文字入力とアピアランス
・シンボルツールについて
・IllustratorとPhotoshopの互換について

と盛りだくさんな一日でした。

確認テスト

カリキュラムごとに学校側に提出物といいますか、訓練状況の確認物を提出する必要があるそうです。
それも兼ねて時間内にどれだけ課題を達成できるかというテストが課されました。
今回は他人に聞かなかれば何でもあり、テキストを見てもOKという形式でした。
しかしながら制限時間が意外と短く、その中で全てをこなすのは中々に難しい作業量に感じました。
Illustratorの資格試験も作業量が多いそうなので、前哨戦としては良かったのかもしれません。

「おそらくこの操作をすればいいはずなのに何かおかしい」という状況もありましたが、そちらも解説を聞くことで解消されました。
問題は試験の時に慌てずに思い出せるか、なので試験勉強は頑張ろうと思います。

デザインカンプについて
詳細は翌日の講義で扱うとのことですが、先に「デザインカンプ」というものに少し触れました。
入校してから初めて聞いた言葉なのですが、クライアントとの認識摺合せに利用したり、そのままWebページ制作にも流用できるデジタル図案のようなものでした。

レイヤーとクリッピングマスク
この辺はPhotoshopをはじめとした画像編集ソフトを扱えれば余り変わりませんでした。
とはいえ多少の操作感の違いはありましたのでそこは要注意、という具合です。

文字
待ってました!!!!
企業ロゴなどを作る際に使うことが多いという話を交えての説明でした。
同人屋としても、タイトルロゴを作る際に物凄く便利な機能が多いと思いました。本を出す際にも投稿サイトで公開する際にも表紙を自作できると強みですからね。

しかしながらIllustratorを普通に買うと高い……ので探してみました類似フリーソフト

Illustratorの専門分野であるベクトル画像を扱えるそうです。サイズを変更しがちなロゴにはベクトルデータの方が適しているので、そのうち試してみたいと思います。

シンボルツール
Photoshopにおけるブラシに近い感覚を抱きました。
使い方次第とは思いますが、個人的にはイラレ版ブラシよりも使いやすい印象。

互換性
最近、漫画作業でよく見かける「クリップスタジオ」にて、イラレ内のベクター線をコピペでベクター線のままクリスタに張り付けられる機能が公表されました。

これによりパス故に劣化しない線のままクリスタ内で編集できるという画期的な機能だと思いますが、この項目でこの話題を紹介した理由は一つ。

Illustratorの主分野はベクトル(ベクター)データ、つまりパス
Photoshopの主分野はビットマップデータ、つまりピクセル

操作できることが最近似通ってきていても、二つの主な操作分野については大きく乖離があります。
しかし、作業の最中双方で作業したデータをもう片方に持って行くことはほぼ必要になってくるものと思います。
その操作についての説明でした。

今後の課題制作や就職後の実務において必要になってくるコツなどが聞けたのは非常に良かったです。
PhotoshopとIllustratorを一連の流れとして学んだ結果の最終章にふさわしい締めくくりでした。


余談

以上をもってPhotoshopとIllustratorの講座は終わりとなります。

個人的には楽しい内容でしたが、講師の先生の話がアレなのと……「分かりません」と説明を求めた受講生に対して「なら同じ事やっても面白くないから別パターンで説明しますね」というのが、とてもきつかったです……。
筆者は「へーそういうのもあるんだ」と思える余裕がありましたが、他の方の話を訊いていると「分からないことが増えただけ」「説明しようとしている要旨の作業に辿り着く前時点で、前回までにやった作業が身に付いていないから置いていかれる」という悲鳴が。

勿論自己の復習は大事ですが、日に一時間も練習時間が訓練施設では設けられないのでなかなか難しい問題です。
これに関して翌日の講義で少々考えることもありましたが、それはまた次回に。

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