とある腐女子の職業訓練備忘録 06(021~026日目:Illustrator対策講座)

※当記事及び関連記事は、筆者個人の備忘録と「練習」を兼ねた記事群です。受講訓練の規約内で作成しているつもりですが、何か問題が起きた or 起きそうな気配を察知したら速やかに削除予定です。ご了承ください。

※不備に気づき次第、随時微修正を致します。容赦ください。


お久しぶりです、筆者です。
講座の内容に一区切りつきましたので約10日ぶりの投稿となります。


前回は20日目にIllustrator講座が終わって、デザインカンプについての概要講義が行われたところまででした。

Q. Illustratorの勉強が終わったら何をするの?
A. Illustratorの勉強が始まる

コ○ラの「知らんのか」コラみたいな状況ですね。
と、いうことで訓練21~26日目は「Illustratorクリエイター能力認定試験」に向けての試験対策と検定試験の実施でした。

新たな講師

ここからは試験対策要員としてまた新しい講師の先生に変更となりました。
担当教員が多いので、便宜上

・就職支援のA先生
・色彩のB先生
・フォトショとイラレで教わっていたC先生
・代打で入ったD先生
・検定対策で来られたE先生(今回の方)

と呼び分けることにします。

19日目までのイラレ講座で混乱の坩堝に陥っていた受講生一同、担当教員が変わることに不安を抱いておりました。わけの分からないまま試験に臨むことになったらどうしようの一心です。

そして始業の挨拶の後。
「C先生、(C先生の担当期間に)テキスト隅から隅までやるって言ったけどどうだった?あ、その反応やってないね!なら試験でよく出るところでやってない所からやりましょうか!」
軽っっっ!!!!!
と思ったのもつかの間、速度こそゆっくりだったのですが……とても分かりやすい……。

C先生の時は
・その項目でやる内容α
・付属(それまでに出てきた)項目β
って感じで、いちいちβ込みで解説を行ってました。そのβが身に付ききっておらず、肝心の内容αに辿り着けなかった人が続出。

一方今回のE先生は
「あーテキスト通りにやると分かりにくいから、必要な所だけ説明しますねー」
「テキストで描画するよう指示されてるマークの代わりに、ツールを使って丸と四角だけ用意して~」
分かりやすっ!!!!!

何のために何をするのか、が余計な情報なしに必要なことだけ頭に入ってきます。
確かに不可情報は後々必要な知識だったりスキルだったりしますが、付加はあくまで付加。
土台が完成する前にやることではないですからね。
その点E先生は土台の段階は土台にだけきちんと力を入れてくれる。

脳内で100回は「(このまま)チェンジ!!!!!!!」と叫びました。
ずっとE先生やって。

なお、解説の最中に「これはやった?」という確認が随時挟まれたのですが、「やってはいるけれども身に付いていない」という箇所が多かったのですよね。それに加え、筆者のクラスの歴代でも群を抜く大人しさ=反応・自己主張が弱いクラス。
よって「やった?」と訊かれても曖昧な返答を醸し出した空気になり……結果「C先生、このクラスで寧ろ今まで何やりました!?」と訊かれることになりました
やって無くはないですが……身に付いていないならやってないも同然という点ではC先生の自己満足タイムが行われていた、という所感ですね……。

試験対策

クラスの雰囲気から、受験に臨むには非常に危険な状況であると悟ったE先生。
それに加え、筆者たちのクラスは試験を受けさせる割にフォトショとイラレ関係の授業時間が今までのクラスと比べて5日分ずつ少ないそうです。無理ゲーでは??(その分後半に行われるPHPの時間が長いそうな)

このような状況を踏まえ、とにかくサンプル問題を解説しながら質問に答えていくスタイルで対策講座は行われていきました。途中一日はサブ講師の方も入られて質問をなるだけカバーできる体制が敷かれていました。

解説をしながらではありましたが、敢えて解法が分からない・間違えることを前提で先に解かせてみることもありました。この点、敢えて間違えさせることで印象に残すことを狙っていたようで効果的だと思いましたね。
あとはC先生が実施していなかった、かつよく出題される項目を重点的に解説してくれました。フォローが手厚い。

やはりこういった講座の類は、教える側の力量によるところが大きいと改めて思いました。
実際、他の受講生の方々からもE先生に変わってからとても分かりやすいと評判でした。ずっとE先生にやってほしい(二度目)

模擬試験

試験前日には、実際の試験システムを使用して模擬試験が行われました。実施時間も本番通りです。

試験構成は

・選択式で回答する知識分野5題+単発の指示に沿って操作していく実技分野5題
・指示書に沿って作業を行い、一つの作品を完成させる実践分野

の二部構成となっています。

その試験環境を、前後の流れも含めて一度体験できたのは非常にありがたかったです。集団受験の強みと言えると思います。
午前に模擬試験、午後はその解説といった具合です。
実際に試験環境で実施してみると、意外と作業指示内容を読み間違えていることに気づいてゾっとしました。なにせ本番は知識・実技分野で65点、実践分野で70点以上両方取得しなければ合格とならないので……。

それに伴い、解説と同時に模試の自己採点も行って点数配分の確認もできました。
複数チェック項目がある内容かつ2点以上配点がある箇所はこなせた内容に応じて部分点がつくとのことだったので、「分からないものは捨てて分かることだけやる」という一般的な受験方針を取れることが確認できたのも良かったです。

試験当日

午前中は試験勉強。みなさん始業前も登校可能時刻ギリギリに来て最後の追い込みを必死にされていました。
筆者も知識問題を中心に最後の復習です。
ついでに操作パネルも使いやすいように整理しておきました。

そして臨んだ「Illustratorクリエイター能力認定試験」本番。
(他の訓練校はどうか分かりませんが)まず試験用のPCアカウントに切り替えるように指示がありました。
操作パネルの設定、無に帰す!
完全初期設定の操作パネルでやるのか……とちょっとだけ途方に暮れました。

その後、指示に従いながら50分間の知識・実技分野の試験。
こちらは特に苦戦することなく見直しを2周ほど行う余裕がありました。
ついでにIllustratorの操作パネルも使いやすいように設定しておきました。
作業量が多くなりがちな実践分野の最中に環境設定をする余裕はないでしょうから……。そしてその読みは当たります。

知識・実技分野を終え10分の休憩を挟んで臨んだ実践分野。
時間がまっっっったく足りませんでした!

事前の試験問題の確認も業務の内であった、試験監督役を兼ねたE先生から「内容は言えないけども、やること多いから覚悟しといてね」と言われてましたが……作業量が多かった……。
筆者は前日の模擬試験でも数度見直しをしてミスに気付いて慌てる、という程度の余裕があったのですが、それでも本番はギリギリ全ての指示をこなして保存ボタンを押せた程度でした。見直す余裕なんて微塵もなかったです(作業中にミスに気付いて修正はしましたが)。

燃え尽きましたし、翌日登校したら「帰宅して動けなかった」「そのままベッドに転がってしまった」という声をちらほら聞きました。
ただでさえ修得時間が少なかった中、みなさん放課後に自主練してたようとはいえ試験結果が返ってくるのが非常に怖いです……。

以上、Illustrator試験対策期間の備忘録でした。
今後受験を考えている方は参考になれば幸いです。

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