#note を毎日続けられているのはエンジニアの特性が生きているのかもしれない
とても共感できるツイートがありました。
私は吹けば飛ぶような雇われエンジニア(俗に言うIT土方)なので大口を叩くことは出来ませんが、とても共感できました。以下、WEBエンジニアの視点で書きます。
エンジニアに必要な検索能力
「雑学」と書かれていますが、私としては「検索能力」が近いと思います。気になったことをその場で調べる行動力と、Web検索で的確に答えに近づく能力です。結果的にそれを覚えていると「雑学」として蓄積されます。
エンジニアが必要とする技術は日進月歩で更新されています。なので常にインターネット上の情報にアクセスして自身で情報を収集する習慣が必要です。それができないと、覚えた知識が次々と使えなくなります。
また、プログラマは1週間に1度くらいの頻度で未知の現象に直面します。その時に必要になるのが、調査能力と検索能力です。
調査能力は測定などにより原因を特定したり絞り込んだりする能力です。それだけで解決することもあります。
一方でどうしても知識不足で解決できないこともあります。そこで発揮されるのが検索能力です。プログラミング言語の仕様認識が間違ってないか、似たような事例が無いかをWebで検索してしまいます。
Web検索は意外と効果的です。自分にとっては未知の現象でも、似たよな罠に陥っている人が記事を上げてるのですよね。知識不足の際に「とりあえずググる」という行動を自然と行える必要があります。
調べた上でやってみる
もうひとつ、私はエンジニアの基礎的な行動は「とりあえずやってみる」だと思います。手を動かすことこそが勉強であり、本を読んだりGoogle検索をするのは勉強の過程の前段にすぎません。「やってみる」で得た経験こそが血肉になり、職業として求められる知識となります。
例えば絵画の勉強をしたいと思った時、絵の書き方を指南するような本を買う人はエンジニアに向いてません。向いていると思うのは、絵の具と筆を買う人です。
余談ですが、私はたまにエンジニアの採用面接の場に出ることがあります。エンジニアの採用といえばプログラミングのスキルを試される試験を想像するかもしれません。会社によっては行っているようです。しかし、弊社は面接のみです。実はそれである程度のエンジニアスキルって分かってしまいます。話されている知識が生きた知識かどうかは判断つきます。
このnoteが続いているのもエンジニアの特性?
冒頭のツイートに共感を得たところで、ふと思うことがありました。それは、このnoteを続けられているのはエンジニアの特性なのかもしれないという点です。
このnoteの記事は、興味のある様々なことについてアンテナを張って、時には深堀りして調べてみる行動が元になっています。その行動のアウトプットがnoteの記事です。
興味のあることを調べてみることと、実際に手を動かしてコラムという体裁で出力していること。今までは文章を書くのが好きだから続けられていると思っていましたが、調べるのが好きというのも続けられている理由かもしれません。
あまり考えもしなかった自分の特性をひとつ見つけられました。
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