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大体良い感じになるスライド用無料テンプレ

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なんと!Azusaが、ビジコンやオリエンテーションで使える、スライドの無料テンプレートが6年ぶりにアップデートしました。

当時の話

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KeynoteテンプレートのAzusaは2014年、アップデート版のAzusa Colorsは2015年に作られ、よくビジネスコンテストや、会社の資料でもよく用いられたテンプレートだと思うが、ここ最近のCANVAなどで手軽にスライドが作れるようになってきたためなかなかAzusaのテンプレートを目にする機会も減ってきている。

Azusaのブログによると...

季節ものだったりの限定ものがい多いテンプレートで今回は、ジャンルを問わない方が使い勝手が良いだろうという仮説をたて、「マルチ」に使えるテンプレートになっているそう。

ダーク/ライトのカラーバリエーション

アートボード 5-8

当時のAsusaは六種類のカラーバリエーションだったが今回は2食まで減らし、新しく増やしたレイアウトには、「ソースコード」レイアウトの別バージョンや、「引用」「ファクト」「画像との横並び」などを含み、レイアウトは全15種類になった。


大体良い感じになるスライド用無料テンプレ
https://azusa3.sanographix.net/


良いスライドとは...

とりあえずここは抑えておけ!

・シンプルイズザベスト
・伝えたいこと3つだけ
・伝えたい3つの説明だけまずは書く(スライド1枚で伝えたいこと1つ)
・スライドに載せる説明文は50文字以下に
・それを資料の一番上に書く
・図は拾い画像でOK
・伝えたいこと3つの目次をを再度置く
・補足あれば足す

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シンプルなスライドが好まれるわけ

複雑さの手前にあるシンプルさなど、どうでもいいが、複雑さを越えた先にあるシンプルさなら、是が非でもほしい。」
オリバー・ウェンデル・ホームズ(アメリカの作家、医学者)

よく言われる話ですが、このプレゼンスライドや、営業資料などはなるべく簡潔に書かなければいけません。
刀鍛冶と同じで、日本刀の制作過程は、鉄の塊を何度もハンマーで叩き、それをまた折り曲げて、また叩いていく、といった工程を繰り返しながら、形を整えていき、鍛え上げていきます。
何度も鉄を叩くことで、鉄の中に含まれる不純物が叩きだされ、最終的には1/10の重量まで減ってしまいます。
その後もいろいろな工程を経て、最後に刀を研ぐことで、触れただけで指が切れるほどの日本刀が完成します。

プレゼンスライドも同じように、何度も何度も見直すことで、不必要な情報を取り除く。
その結果、聴き手の心に突き刺さる切れ味の鋭いメッセージが込められたプレゼンスライドが出来上がります。

つまり、最初から何も付け加えないことがシンプルなのではなく、考え抜いて余計なものが一つもなくなるまで繰り返し見直すことで、本当のシンプルに到達するということです。

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資料内の文字数はなるべく少なめに

一般的に、日本語の原稿だと一分間に約400文字分を読み上げられると言われています。プレゼンは視覚情報もあるので、これより減らして、だいたい350~380文字/分のつもりで原稿を用意するのが好ましいです。
そのために、無駄な情報や言い回しを削る必要があり、
5分のプレゼン(1750文字)のかで何を伝えたいのか、何が重要なのかが明確になっていなければ相手に伝えたいことも伝わりません。
なので伝えたいこと3つを決めて話すことをお勧めします。
そしてその3つに関する話を、スライド1枚ずつでまとめていくとさらにわかりやすくなるかと思います。

ここで言っている話は、伝えたいことの話でビジコンでいう市場規模やヒヤリング結果などの話さなければならないベースは、この3つに含まれません。(含んでも構いませんが)

細かい話ですが、時間に余裕があれば、その機関が行った調査の名前や対象、あるいは専門家がその結論に至ったプロセスなども紹介できると説得力が増します。時間がない場合は読み上げずにスライド上で示しておくのも効果的です。
AはBです。と断言しつつ、その根拠がないと、聞いている人はなんとなく違和感や不信感を抱いてしまいます。C(肩書きや機関や書名)によると、AはBです」と言えるようにしましょう。

図やグラフ

図やグラフは一から作る必要は一切ありません。
ビジコンでその図をよく見て検討する事はとても稀だと思います。もしすでに、図やグラフが存在している場合はそちらを使ってください。ですがビジコンの資料のために作る事必要はないです。ですので、数字だけ明確になっていれば、図やグラフは拾い画で結構です。

Zの法則、Fの法則

を意識してレイアウトを考える
「Zの法則」とは、「人の目線は、画面の左上→右上→左下→右下の順で動く」というものです。
「Fの法則」とは、「人の目線は、まず左上→右に移動→左側に戻って一段下がる→右に移動を繰り返す」というものです。

いずれも、広告業界やWEBデザイン業界などで有名な法則です。特に「Zの法則」はプレゼン資料にも応用できるでしょう。

これらの法則から、

人は左上のものから見る傾向がある
右側よりも、左側のものが先に注目されやすい
といえます。

プレゼン資料も、このような傾向を元に「重要な情報は左に配置する」などのレイアウトを考えましょう。

よくあるプレゼンのミス集 〜スライド編〜

スライドに書いてあることなのに本番でそこを一切読まない。
これはどのビジコンでも必ずやってしまっているミスです。
重複してしまいますが、スライドはシンプルにする必要があります。読まなくて良いことは元々スライドにも書く必要もありません。必要出れば口頭でいってなお大切な箇所をスライドに記入するようにしてください。

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最後に

このコロナ時代、様々のサービスがオンラインへと急速に変わっていったのが皆さんもよくお分かりになっていると思います。
その中のあるビジコンやアクセラレーターのプログラムも当たり前のように変わってきていると思います。そのような事態にこのプレゼン資料もオンラインの利用に特化して作っていく必要があるんではないかと思っています。

そんな時にオンラインのせいでわかりにくいってことが起きないように上記のルールを守って、作ってみてください。



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