10代最後に一人旅 #12 サハラ砂漠
2019年 12月20日 サハラ砂漠 アラビア語でサハラは砂漠を意味する。
チゲ鍋(鍋鍋)と一緒ですね(笑)
南極大陸を除けば世界最大の砂漠で過ごした日。
朝
僕とktさんは早くに起きて、日の出を拝みにフラフラと…
砂の上には小動物の足跡がちょくちょくあって、ワクワクしました。
日の出は雲がかかって、上手く見れなかったが、空は綺麗な色に焼けていた。
明るくなるにつれて、はっきり見えてきた砂の大地は、とても広く僕の心を高ぶらせた。
朝食を食べた後、トイレに行きたいけどトイレが見当たらないという緊急事態…
大きいほうが漏れそうになってしまい、見つけてすぐ駆け込んでなんとか間に合ったが、トイレットペーパーが無い…
致し方がなしと手の届く範囲に合った蛇口をひねり水で洗う。
人生初の手洗い。
その後大きな荷物をツアーの人に預けて、最低限の荷物と、頭にターバンを巻いてラクダに乗って、黒砂漠へと大移動。
そこに遊牧民が住んでるらしい。
ラクダ
ラクダの乗り心地は最悪だった…
僕の乗っていたラクダは発情期らしくすごく気性が荒くて、ものすごく揺れた。鞍が緩かった?のもありすごい揺れた。
片手で掴まり写真を撮っていたら、何度か振り落とされそうになった。(自分が悪い)
何度も口蓋を膨らませて口から出す。発情期によくやるらしい。
口蓋は人間で言うとのどちんこがついてるビラビラ部分のことで、痰がからむ人が「カー、ペッ」と吐き出す時にそのビラビラが膨らんで出てくると想像してください。
ちなみに膨らんだ口蓋とともに、白い唾液が飛び散って何度も僕にかかるんですよね~(笑)
この時怪獣の唸り声みたいな音も出るので、面白いんですけどね。
お昼
ロシア人とアメリカ人の夫婦と、小さな女の子ともう少し小さい男の子の四人家族と合流。ラクダに2時間くらい乗ったので内ももがパンパンになってしまい歩くことに。
ラクダ使いの案内で、木陰に布を広げてお昼休憩。
強大なベルベルピザに、みかん、パン、サラダと沢山食べました。
砂の上で食べるご飯はとても美味しい。
砂の上は日向は暑くて、日陰は冷たい気持ちのいい気候だった。
大きな砂丘に頑張って登り、遠くをみたら何処まで行っても砂漠だった。
小さな女の子も転がりながら登っていて、微笑ましかった。それを追ってお母さんも登ってきて、凄いな~と眺めてました。
気分がよくずっと歌ってたら、あなたは歌手なの?ってお母さんに言われて違うよって返した後、いい声だねって言われて嬉しかった。(笑)
写真を取りまくって、はしゃいで、いい具合に疲れて、日陰で昼寝して、かなりゆっくりした後、家族と別れて遊牧民のところへ
またラクダに乗って一時間程? げっそりしながら乗って、夕方に到着。
ノマド(遊牧民)が飲む井戸水を試しに飲んだりした。変わった味がした。
ノマドの家
黒砂漠は砂地の上に、黒い石が沢山落ちてるゴツゴツ地帯でした。
ノマドの家は背の低い、布でできたテントと石?作りの家の2つあって、僕達は布でできたテントを貸してもらった。
かがまないと入れない背の低い作りで、砂の上に絨毯を引いてその上で過ごすタイプの床です。
はい砂まるけですね。
ラクダ使いと三人で、ノマドの人が振る舞ってくれた大きなクスクスを食べながら、下品な話をして盛り上がりました。
下ネタで世界中の男子は仲良くなれますから。
ラクダ使いのモハメッドは、初めて年下のお客さんが来たと喜んでいた。21歳?だったかな
年上のお客さんばかりだから、年下は珍しいって
砂漠の中のトイレ事情は、あたり一面開放的な空間なので、何処でしても自由です。
今日の星空はよく見えなかったが、昨日綺麗だったからいいか~と
寒い寒い言いながら、砂埃の中、砂の上での夜を過ごしました。
寝返りをうつと砂に塗れる、環境。最高でした。
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