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「リクルーター研修」で人・コンテンツの質を向上&定着!:成功事例紹介


こんにちは、株式会社アールナインの井上です!

今日の新卒採用では、早期にインターンシップを開催するのが定番になってきました。しかし、選考まで時間があいてしまうこともしばしば。せっかく優秀な学生がインターンシップに来てくれても、選考が始まるまでの間に離脱してしまった経験はありませんか?

そんな時に役立つのが「リクルーター制度」

優秀な学生の志望意欲を醸成すると同時に、採用のミスマッチを防ぐこともできます。インターンシップで発見した優秀な学生の志望意欲を高めながら、選考までフォローすることができるのです!

(以下の記事では、リクルーターに求められる役割と、そのために身につけておくべきスキルをまとめております。ぜひご覧ください!)


しかし、ただ現場社員をリクルーターとして学生のもとに送り出すだけでは不十分。学生を的確にフォローするためには、リクルーター自身が役割を理解し、傾聴スキルを身につけておく必要があります。

本日ご紹介するのは、【リクルーター向けに研修を行った事例】です。リクルーターごとに面談内容や質にばらつきがあった企業様でしたが、最終的には全体のクオリティを向上&定着させるにいたりました!

「リクルーター研修」がどのような効果を生み出すのか、早速見ていきましょう!

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B社の基本情報

企業様(仮称:B社)のプロフィール
◆ 業界:リユース業
◆ 従業員数:約700名


B社の採用課題

B社は全国的に採用を行っている企業様で、リクルーターによるフォロー面談が盛んであることが特徴です。しかし、内定辞退が多いという課題を抱えており、ヒアリングを通して以下の要因が見つかりました。

❶リクルーター業務への理解度が担当者間で異なる
…そもそもリクルーターとは何か、どのような役割を果たすべきかを十分に把握していない担当者も。リクルーターとしての基本的なマナー、傾聴する姿勢、自社の魅力付けに必要な知識といった土台が不安定でした。

❷面談内容にばらつきがある
…面談の方法やコンテンツが統一されておらず、属人化していました。担当者は何を話せばいいのか分からないまま漠然と定期面談を繰り返していたため、せっかく優秀な学生を繋ぎ止めるためのリクルーター面談が、学生・企業、両者の負担になっていたのです。



ご提案内容

B社に必要だったのは、リクルーターとしてのスキル強化と、コンテンツの統一による面談体制のしくみ化。

上記を踏まえて弊社がご提案したのは、「リクルーター研修」です!

リクルーターに求められるスキルを3つに区分して、講習会を開催しました。

また、面談のコンテンツを整理して質を安定・向上させるために、弊社のオリジナルコンテンツ「価値観カード」を用いたワークショップを開催しました。

❶役割認識・ファシリテーターとしてのスキル
…リクルーターという立場から行う学生とのコミュニケーションには何が求められているのか。また、リクルーターの目的や存在意義といった基本部分から、適切な振る舞い方法といったマナーまで、理解を深めていきます。

❷傾聴力
…フォロー面談で重要なのは、学生の悩み・自社に対する懸念点を炙り出して払拭すること。そのため、
・「よき相談相手」として信頼されるための姿勢・テクニック
・学生の真意を引き出して悩みの本質を捉えるスキル
を学びます。

❸自社の魅力付け

…学生の内定承諾には、不安払拭だけでなく志望動機の形成が大切であるため、リクルーター自身も自社の魅力を正しく理解し、自分の言葉として伝えられるようにすることが重要です。また、学生によって魅力に感じるポイントは異なるため、個別のケースへ柔軟に対応できる面談スキルの獲得を目指します。

❹「価値観カード」

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「価値観カード」とは、学生と企業のマッチングを高めるツールです。指定された「お題カード」に対して、学生が自身の価値観ともっとも近い「価値観カード」を選び、その理由をリクルーターが深掘りする、という過程を繰り返します。評価の意味合いが強くなる面接とは異なり、「リクルーターと学生が本音で語り合うコミュニケーションの場」となるのです。

学生にとってもメリットは大きく、価値観カードによって改めて自分の価値観を言語化することで、潜在的な「自分自身」に気づく学びの機会となります。一方で、企業は学生の価値観を知ることで、自社の魅力付けを効果的に行うことができます

また、企業に関する理解・情報不足による不安払拭にも効果的です。価値観カードでは、学生とリクルーターとの対話が活発となるため、企業の雰囲気や理念への理解を深めることができ、「自分に関する気づき」と「企業への気づき」を得られます。結果、漠然とした不安による内定辞退の防止にもつながるのです。



当日の様子

B社においては、以下のようなリクルーター研修を設計しました。

・上記の4コンテンツを複数回開催:計10回
 (※各自が都合のいい回を受講するスタイル)
・各回の参加者:約6名
・各回の所要時間:1時間
・対面開催

B社のご支援では、研修を「やりっぱなし」で終わらせず、しっかりと効果の定着までサポートしました!


成功におけるポイント:
研修効果の 「定着」を生み出す仕組み


❶講義を繰り返し受講できるスタイル
各自が都合のいい時に受講するスタイルは、忙しくて全日程には参加できない方を取りこぼさないというメリットだけではありません。一度では深く理解できなかった、もう一度復習したい、という方向けに何度も繰り返し参加できる設計となっています。実際、何度も参加された参加者の方からは「理解が深まった」とのお声を頂きました。


❷自社でしくみ化した後のヒアリング
研修内容を内製化できたとしても、予想外の事態は起きるもの。弊社のプログラムでは、研修後に受講者へのヒアリングを行うことで、内容を軌道修正していきます。このように、研修→実践→振り返りのサイクルによって「学びの定着化」まで支援することで、研修目標を達成いたします!


B社の研修のゴールは「リクルーター制度を効果的に、自社のみで運用できる体制をつくること」

しくみ化・内製化のプロセスまで徹底してサポートしたこともあり、B社はリクルーター研修実施後には内定承諾率が向上!着々と研修の効果が見え始めています。



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いかがだったでしょうか。

【リクルーター研修 成功事例のPOINT】
❶「価値観カード」を用いたワークを通じて、リクルーターに必要なスキルの習得&目線合わせを行う。
❷研修を「やりっぱなし」で終わらせず、定着までサポート!

内定承諾率UP!


たとえ同じ「リクルーター制度」に関する悩みを抱えていたとしても、課題は企業様ごとに異なるもの。

例えば、B社のような「リクルーターのノウハウ不足」の他にも、「マンパワー不足」でお悩みの企業様もいらっしゃるかと思います。

最近では、採用に関するノウハウが豊富な外部の企業にリクルーターを代行する企業も増えてきているので、そういったプロに委託するのもありでしょう。(※ちなみに弊社でも、人材領域のプロフェッショナルによる【リクルーター代行】を承っております。)

「他にも問題を抱えているかも…」という企業様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。傾聴スキルに長けたプロが、本質的な組織課題を抽出し解決策をご提案いたします!


弊社ホームページからも関連記事を抜粋しました。ぜひご覧ください。


本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!


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株式会社アールナイン
マーケット開発部
「人が介在することで、活き生きと働ける世界を」
企業HP ▶︎ https://r09.jp/
TEL ▶︎ 03-6205-4499


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株式会社アールナイン ソリューション企画部
「人が介在することで、活き生きと働ける世界を」 採用から定着まで、人材に関するあらゆる課題の解決をご提案します。 採用のトレンド・自社の成功事例のご紹介をはじめ、 代理店営業を行う際のトーク術なども発信してまいります。 詳しくはこちら▶︎ https://r09.jp/
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