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わたしと雑誌2021年11月号

カラタチの漫才には、かなりの確率で"女性ファッション誌"が登場する。わたしにとって、"ファッション誌"は今までも、これからも、ずっと楽しみにしていきたいものである。大好きな雑誌が廃刊してしまうようなことがあれば、前田さん以上に悲しむ可能性もある。

そんな、わたしと雑誌との出会いは"nicola"である。3つ上の姉の影響で、小学生3年生頃からニコラ、ピチレモン、CANDy、メロン、ラブベリーとジュニアファッション誌を読んできた。小学校を卒業すると、ハナチューへ。6誌の中で、一番ハマったのはニコラだった。当時、ニコラ主催のイベントをはじめジュニアブランドのファッションショーや撮影会などどこへまでも行った。当時は地方に住んでいたがイベントのために遠征して今でいうアイドルの追っかけ並みに楽しんでいた。きっと、雑誌と出会わなければこの世界に興味を持っていないだろうし未だに"雑誌"という媒体には強い憧れがある。

ということで、最近読んだ雑誌たちの備忘録。

GISELe 2021.11(No.195)

"服の数よりアイデアの数"と小さく書かれた言葉は、読み終わったあとに気がついた。THE秋のスタイリング提案と旬な小物たち。どのページをみても可愛い!の連続で秋冬ファッションにさらなる期待が寄せられる。今月のテーマは、"REVISION"なくすと増える仕組み。サスティナブルという言葉をとにかく耳にするここ最近。ここに結びつくのだけれど、冒頭で ないのにいい?ないからいい?とはじまり最後は 減らす・なくす心地よさ。秋冬のファッションに心躍らせながらも自然と次の時代へのファッションの在り方を考えるきっかけともなる1冊。 


SPUR2021.11(No.385)

創刊32周年記念号。山口晃さんによる柔らかなイラストとピンク文字はいつものシュプールより手に取りやすいよう。ちなみに先月はガッキーが表紙!ステキなイラストではじまる11月号のテーマは"未来は、アートの中に"。アートがないと人生は始まらない。何ともワクワクするタイトルからはじまる冒頭の特集は、杏さんと巡るルーヴル美術館。

コラージュでのルーヴル美術館に新鮮みとちょっとの物足りなさを感じたら、次の舞台は石川・奥能登芸術祭"わたしはアートになる"というタイトルではじまる黄瀬 麻以さんの撮り下ろし。シュプールらしさたっぷりのモードなスタイリングも最高。7作品が取り上げられているが、どのアートもステキすぎて現地に行きたくなる。

続いて、スタイルのヒントは額縁の中"名画ブラウス"。油絵の中かのような一色の背景に、ロマンティックなオフホワイトのブラウス。一気に世界に引き込まれた。3つの絵になぞられて白(乳白色)・赤(緋色)・黒のブラウスが紹介されている。"ステキ!"の一言。ブラウスのあとは、ラグジュアリーブランドの芸術的な時計たち。"持ち歩く"アート。驚きのミクロな世界。細かな宝石が埋め込まれた美しすぎる世界が誌面で思う存分堪能できる。

ファッション誌の定番、靴の特集。次の狙いは"快適ヒール"か"装飾ブーツ"セレクトと写真の切り取り方もとっても素敵。ほしい!と思うよりは見応えがあるなぁという印象。その後の"未満コート"はシャツアウターや大判ストールなど物欲があがるラインナップでバランスが取れている。

西野七瀬ちゃんが着こなすトッズ、吉沢亮と志尊淳の対談があったり、洒落感満載の紙面に、"秋の夜長のスキンケアラジオ"の企画。ラジオブースを背景に洒落た化粧品たちの紹介。え?これ佐久間さん?と一瞬なりながらも....

ついに!!!佐久間Pのマロンナイトニッポン。ラジオでたっぷり裏話聴いていたけれど、想像を超えるボリューム。シュプールにしては、ちょっとポップな印象もあるけれどスペシャルマロンナイトと題して選ばれたお菓子はどれも美味しそう。さらに、寄せられた人生相談に合わせたセレクトされたスイーツたち。佐久間さん、流石すぎる。人生相談の回答もどれも面白かった。


POPEYE 2021.11(No.895)

ポパイ。今月はCOFFE & TRAVEL コーヒーと旅の話。昨年の秋、ドリッパーをいただいてはじめて自分でコーヒーを淹れた。最初はKALDIのコーヒー豆にはじまり、まわりにオススメしてもらった豆たちを試してみたり、昨年の秋冬はお家でコーヒーを楽しんだ。

読みたかったのは、"僕の好きなコーヒーと、旅の本"それぞれ馴染みの喫茶店でいつも頼んでるメニューを頼み、旅の本を紹介する。8人のメンバーに、オズワルド伊藤さんがいた!電子版で読んでいたけれど途中で思わず、本屋さんに立ち寄った。毎度、思うけれどポパイはいかにもシティーボーイ感のある色の使いが素敵。飽きさせない仕組みがあって、ちょっとごちゃっとした感じもありながらも、ポパイっぽさがあって毎回今月も良かったなぁと思える。

Casa BRUTUS 2021.11(No.259)

今、いちばん食べたいパン。最初の紹介は、今年2月にリニューアルしたという能登のベーカリー"月とピエロ"の一日。"ベーカリーの一日は、深夜にはじまります。"と、あまりに洒落すぎた釜の写真に添えて。冒頭は、薄暗い中で明かりが灯るお店。最後には朝日に照らされた自然の中で営業するお店。時間の流れがみえる。

パン屋さんの一日が分かったところで、BRUTUSお得意の全国マップ。"訪ねても取り寄せても楽しい全国の美味しいベーカリー"そして、基礎パン事典としてパンの種類とずらっと並ぶ美味しそうなパンの写真たち。ベーシックなパンたちのあとは、"クリームパン"と"カレーパン"の名作コレクション。

"旅の目的地にしたいパン屋"と題して、全国各地の魅力的なお店のピックアップ。パンの激戦区として、糸島・京都・浜松のパン食べ比べ紹介。とにかく、パンが食べたくなる1冊。


"すてきなテキスタイル"が、特集のoz magazineをいま読み途中です。雑誌11月号、なんだか季節を感じられて面白かった。もう、12月号の時期...。また来週にでも読めるといいなぁ。

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