見出し画像

こんなときこそ、もっと「伝える」ために。

コロナ感染拡大が重大局面を迎え、いよいよ日本も諸外国と同じく外出規制が発生する可能性が高まっています。
先月からすでに飲食店や商業施設の困窮や不安がSNS上でも散見されていますが、ここから2週間ほどはこれまで以上に人が出歩かない期間になるはずです。

小売の視点から考えると、店舗だけではなくものづくりや物流といった人が介在する事業すべてにストップがかかる可能性があるため、オンライン専業だからといって安泰ともいえない状況です。

まずは当座の資金繰りや顧客対応が最優先かと思いますので、必要に応じて経済産業省の支援施策もあわせてチェックしてみてください。

その上で、空いた時間に今しかできないことをやるならば、ぜひ「伝える」ということに時間を使ってほしいと私は考えています。

これまで忙しくてなかなか更新できていなかったSNSをテコ入れしたり、新しいサービスを使ってみたり。
テキストでの発信はもちろんですが、自分の得意・不得意にあわせて音声や動画にチャレンジするのもおすすめです。
特に動画はある程度編集スキルも求められるので、この期間に基本をマスターしておけば、あとから大きな資産になると思います。
ちなみにnoteでは、テキストだけではなくイラストや写真、音声のアップロードはもちろん、YoutubeやInstagramの投稿も埋め込むことができます。

その際、ぜひおすすめしたいのはコンテンツの賞味期限を意識すること。

コンテンツは大きく分けてフローとストックの2種類があります。
時事問題や一過性の流行に関わるものはフロー、数年経っても情報価値が変化しづらいものがストック。
ストックコンテンツをたくさんもっておけば、日常が戻ってきたときでも検索されやすくなったり、お客さまが商品やブランドを理解しやすくなったりと長くその効果を享受することができます。

不安な日々の中ではどうしても「今」の話を書きたくなってしまいますが、この騒動がおさまったあとでも価値があるコンテンツを作ることを念頭においておくのが、長期視点でおすすめの考え方です。

具体的におすすめなのはこんなテーマ。

・ブランド設立までの経緯
・お店をオープンするまでのあれこれ
・お店をやる中で学んだこと
・ある商品をつくることになったきっかけ
・使い方のコツやアレンジの提案
・あまり気づかれないけれどこだわっていること
・ブランド名や商品名の由来
・お客様とのやりとりで嬉しかったこと
など…

もしこういったコンテンツをnoteで表現する場合は、「対お客様」よりも「対友人」のテンションで書くとより読まれやすくなると思います。

なぜならば、「お客様」を意識しすぎるとどうしても売り込みのような内容になってしまうから。
それよりも、友人や家族に「最近どう?」と聞かれたときに答えるようなテンションで発信する方が自然で、受け入れられやすい内容になると思います(もちろん言葉遣いや構成は整える必要があります)。

また、書くのが得意ではないという人も、SNSやキャプチャの埋め込みによって情報を集約するための場としてnoteを使うのもおすすめです。

Instagramに投稿しているコーディネートをnoteの記事に埋め込んでまとめ、LINE@で流したり、動画のキャプチャを使ってダイジェスト風の記事を作ってTwitterで発信したり。
こうやって一つのコンテンツをもとにいろんなSNSで発信することで、より多くの人に届く可能性が高まります。

また、ECを持っている人はぜひ「ストア機能」も活用していただきたいです。

対応プラットフォームはまだ限られていますが、本日よりBASE、iichiとも連携を開始するなど、着々と対応プラットフォームが増えています。

さらに今後お店の情報発信の支援になるような取り組みも考え中です。

また、個人的な活動として私のコミュニティ内でお店関連noteのフィードバックを行うチャンネルも作りました(一旦は4月いっぱいの予定)。
一旦はお店にまつわるnoteのみが対象ですが、これからnoteに力をいれていきたいけれどどうしたらいいかわからないという方の役に立てば幸いです。

---

必需品以外の買い物や外食は、いま現在「不要不急」にカテゴライズされるものだと思います。
しかし、こころときめかせるモノや場所は、私たちの人生を彩る上で絶対に必要なものです。

そういった心を豊かにするための必需品を扱う人たちが、少しでも早く日常に戻れますように。
私も私のできる範囲で、そのお手伝いをしていけたらと思います。

▼こちらのnoteも、あわせてどうぞ。



サポートからコメントをいただくのがいちばんの励みです。いつもありがとうございます!