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移住のこれからを考える

この一年でリモートワークが急激に浸透し、移住や多拠点居住を検討する人が増加した。すでに東京郊外に引っ越したり本格的に家を探している人の話もよく耳にする。出勤の必要性が薄れたことで、利便性ではなく「好きかどうか」で居住地選択ができるようになった。ほんの1、2年前までは、フリーランスなど一部の限られた人だけの選択肢として捉えられてきた「移住」が、会社勤めの人たちにとっても「普通のこと」になりつづある。

この流れを受けて、まちや消費行動は今後どうなっていくと思うか?とよく質問される。消費の視点で言えば、歴史的に見てもだいたい「こうなるだろうな」と予測はできる。

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