見出し画像

次の1年も、またみんなと。 #EnglishChallenge

2018年9月、私は急に「英語を勉強しよう」と思い立った。
新しいことを知るためには、日本語だけでは限界がある。
世界中がフラットになりつつある今、価値ある情報をすぐに受け取るには英語力が必要不可欠だと痛切に感じていたからだ。

しかし当時の私の英語力はといえば、大学時代にTOEICでギリギリ600点をとってから英語を使う機会などまったくなく、英語を文章として話すことなんて夢のまた夢、というレベル。

そこから1日3時間の猛勉強を経て、なんとかカタコトの英語で話せるレベルまできたのがちょうど去年の今頃のこと。

以前このnoteにも書いたけれど、英語コーチングで出された課題がまったくできない、オンライン英会話でまったく話せない、英語のために遊ぶ時間もとれない、とかなり辛い時期もあった。

でもそんな期間を乗り越えて、今や毎日嬉々としてオンライン英会話で先生たちと話し(「あさみはよくしゃべる!」と言われるくらい)、毎日海外メディアの記事をクリップし、海外のPodcastを聴いて理解できる範囲がぐんと広がった。

さらに海外メディアから日本のリテールアテンドを依頼されるなど、英語力が仕事にもつながりはじめてきた。
思えば、遠くまできたものだ。

まったく話せない人がある程度流暢に話せるようになるには、1日3時間の勉強を3年間は続ける必要があるという。

私は本格的に英語学習をはじめてからちょうど1年半が経とうとしている。
今ちょうど折り返し地点に立っているが、たしかにあと1年半あれば現地で今の専門性を生かして働くくらいのレベルにはなれるんじゃないか、という気がしている。

とはいえ、英語学習は孤独な営みだ。
語学は自学自習が基本であり、特に初級〜中級にかけては毎日同じような反復練習が求められる。

当然飽きもくるし、徐々に自分を甘やかしはじめ、いつのまにか習慣が途切れてしまうこともある。

私は英語学習を開始した当初はPROGRITという英語コーチングサービスに通っていたのだけど、4ヶ月通ったあとは完全自習でここまで続けてきた。

それができたのも、ちょうど昨年4月からはじめた #EnglishChallenge のおかげだったと思う。

もともと仲良くしていた伊佐さんも同時期に英語に力をいれたいと話していたことで、「じゃあ一緒にやらない?」「せっかくだからもっとたくさん仲間を集めようか」という発想ではじめた英語コミュニティ。

はじめは3ヶ月限定の予定だったけれど、私たち自身も楽しくなってしまって、今年から月額制に移行し早くも1周年を迎えた。

私は、英語学習に限らず習慣化において重要なのは「レジリエンス」だと思っている。

どんなに習慣化していても、ちょっとしたアクシデントで容易に崩れてしまうことがある。
体調が悪くなったり、大きな仕事が迫っていたり、旅行でリフレッシュをしたり。

「今日はできなくても仕方ない」が積み重なっていき、いつのまにか習慣が途切れてしまう。
誰もが一度は経験したことがあるのではないだろうか。

だからこそ、「途切れさせない」だけではなく「途切れてもまた元に戻す」ためのきっかけが重要なのだ。

私にとってそれは #EnglishChallenge というコミュニティだった。

実際、この1年の中で私も何度か学習を中断したことがある。
長くやっていれば、体調や仕事の状況によっていつも通りの学習ができないことはよくある。

しかしみんなが日々「今日はこれだけやった!」「これができるようになった!」と報告しているのを見て、「私も今日こそまたいつものリズムに戻さなければ」といつもの習慣に自然と戻っていくことができた。

PROGRITを卒業したとき、私はすでに習慣化ができていたし、ひとつのことを続けるのは比較的得意なので、自分ひとりでも継続できると自信を持っていた。

でも今この1年を思い返してみると、もし成長が停滞してモチベーションが落ちているときに習慣が途切れるようなアクシデントが起きていたら、ここまで熱心に続けられなかったかもしれないと思った。

語学は、成長実感を得るまでに時間がかかる。
しかもある程度話せるようになっても次から次に自分の「できないこと」に直面し、もう自分は一生英語なんて話せないんじゃないか、と思う日もある。

そんなときに一緒にがんばろうと励ましあったり、他の人の成長を一緒に喜んだり、自分の先をいくメンバーの姿を見たりすることで、長い長い道のりを歩く勇気が出てくるのだ。

早く行きたければ一人で行け。遠くへ行きたければみんなで行け。

有名なこのフレーズは真実だと、今改めて思う。

そしてみんなで一緒に学ぶことで、自分ひとりではできなかった体験もできた。
昨年末にはエディンバラへ語学留学に行ったのだけど、これもひとりだったら考えもしなかった選択肢だったと思う。

(羽田と成田を間違えるアクシデントを起こしたのもご愛嬌!笑)

私たちの留学だけでなく、コミュニティ内ではフィリピンやフィジーやロンドンなどいろんな場所の語学留学体験がシェアされ、これまで留学を考えていなかった人たちも興味をもつ、という連鎖もうまれはじめている。

さらに、先月は私もお世話になったPROGRITさんと英語学習の相談会配信も実施した。

4ヶ月も通っていたのに私も知らなかったことがたくさんあり、これを機に勉強方法を大幅に見直した。
レベルや強みの異なるメンバーが集まっているからこそ、マンツーマンでは引き出せなかった視点があったのだと思う。

これも独学ではなくみんなで学んできたからこそ実現できたことだし、これからもこうして英語学習関連のサービスと連携しながら、「みんなで学ぶ」という体験をアップデートしていきたい。

学ぶことは一人でもできる。
でも学びから得た喜びは、他人とシェアすることでみんなの幸福度をあげることができる。

外出もできず不安な日々が続く今だからこそ、私たちはコミュニティの力を信じて、学ぶ足を止めずにいたいと思っている。

▼EnglishChallengeのサークル参加はこちらから


サポートからコメントをいただくのがいちばんの励みです。いつもありがとうございます!