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「文章が苦手」派のお店に試してみてほしいnote活用法

「お店の発信にぜひnoteを活用してほしい!」
と話すと必ずと言っていいほど相談されるのが

「文章を書くのが苦手なんです…」

という悩み。

noteは文章のイメージが強いのか、文章を書き慣れていないことによって一歩が踏み出せない人も多いように感じています。

しかしnoteは「書く」だけでなく「まとめる」にも適したプラットフォームで、noteにまとめることによって他のSNSとの相乗効果も見込むことができます。

なかなか検索にひっかかりづらいSNSの投稿も、noteにまとめることによって発見されやすくなり、SNSのフォロワーにつながる…というサイクルも作ることができるからです。

私はいつも「コンテンツはひとつ作ってあらゆるプラットフォームにあわせてアレンジを加えて拡散させる」という手法を推奨しているのですが、様々なプラットフォームのコンテンツを集約させるのにぴったりなのがnoteだと思っています。

これまで相談を受けてそれぞれのブランドにあわせてアドバイスしてきた内容が他のお店にも役に立つかも?と思ったので、私が思うnote活用のポイントをまとめておきます。

Instagramの埋め込みだけでコンテンツになる

お店のオーナーが一番活用しているSNSはInstagramではないでしょうか。
一方で、誰もが使っているからこそ発見してもらうまで時間がかかり、ブランドによってはInstagram内の広告に頼っているところもあると思います。

Instagram内でオーガニックに発見してもらうには特定ハッシュタグで人気のコンテンツに入るか、「発見」からたどり着いてもらうのがオーソドックスな方法だと思います。

しかし人気コンテンツも発見に表示されるコンテンツもしばらくすると別の投稿に差し替えられてしまうため、常に新しい投稿をしつづけなければなかなか発見してもらうことができません。

つまり投稿は流れ続ける「フロー」状態であり、検索効率を高めるために重要な「ストック」型のアプローチができないのがInstagramの難点です。

またInstagram内でand検索もできないため、「場所×ランチ」「ブランド名×アイテム」のような検索もできません。

そこで、これまでのInstagram投稿をテーマ別にピックアップして、「ブランド名×ワンピース」「ブランド名×トップス」のようにまとめてnoteにInstagramを埋め込むことで過去のストックを生かしながら検索性をあげることができます。

ちなみにInstagramの投稿は、URLを入れるだけで下記のように投稿をそのまま表示させることができます。

たとえば私は以前、Instagramに投稿していた野球のスタジアムグルメ写真をnoteにまとめたことがあるのですが、Instagramの投稿写真にちょっとしたキャプションをつけるだけで立派なコンテンツになりました。
このボリュームでも作成時間は1時間もかかっていません。

いうなれば、セルフキュレーション記事の作成に近いかたちでnoteを活用することできるということ。

さらにnoteはSEO対策にも力を入れており、最近では検索した際に2、3番目にnoteの記事がくることも珍しくなくなりました。

またnoteはプラットフォーム内での発見性向上にも力を入れており、閲覧履歴をもとにしたおすすめや編集部のピックアップに加え、先週はショッピングカテゴリページも新しくオープンしています。

またInstagramのフォロワー1万を超えているアカウントであればストーリーズからリンク先に飛んでもらうことができるので、投稿をまとめたnoteをハイライトに設定してnoteの記事からInstagram投稿に飛んでもらうという循環を作ることもできます。

以前山下さんが書かれていたInstagram、note、BASE、Twitterとそれぞれのプラットフォームをつないで有効活用する考え方もとても参考になります。

公式の投稿だけではなく、ショップスタッフやスタイリストの投稿を混ぜこんだり、コンテストキャンペーンとして顧客の投稿をnote上でまとめるのもおすすめです。

たとえば以前キリンビールさんが開催した投稿コンテストでは、noteだけでなくInstagramの投稿も対象とし、投稿ピックアップにもInstagramの投稿が多数並んでいました。

Instagram上でもストーリーズやリポストを活用すれば顧客の投稿を紹介することはできますが、前述の通り検索性が低いことを考えると、noteにまとめておくことでコンテンツとしての価値がより高まるのではないかと思います。

もちろんお店だけでなく、普段コーディネートを投稿しているインスタグラマーさんやショップスタッフさんもぜひnoteアカウントを作って日々の投稿をまとめてほしいなと思っています。

noteを「書く」ではなく「まとめる」場所だと考えると、いろんな使い方が考えられるはずです。

動画や音声のダイジェストもおすすめ

写真だけでなく、動画や音声が得意な人もnoteの「まとめる」機能をぜひ活用して欲しいと思っています。

特にやってみてほしいのがYoutubeやPodcastの内容を一部書き起こすダイジェスト投稿。

私は伊佐さんと一緒にやっている #EnglishChallenge で音声配信をしているのですが、Podcastにアップする際に会話の一部を書き起こしたnoteを一緒に公開しています。

音声は知り合い以外に届けるのが難しいコンテンツですが、一部を文章で読めるようにすることで知らない人でも「面白そうだから聞いてみよう」と興味を持ってもらうきっかけが増えるはず。
実際に #EnglishChallenge Radioを聞いてコミュニティ参加を決めたという声もいただいており、音声ならではの「雰囲気を伝える力」と、それをテキストに起こすことで「少し遠くにも届ける力」の相乗効果を感じています。

ちなみにSpotifyのリンクも下記のようにとても綺麗に表示されます。

最近はnoteでも音声配信の更新お知らせを目にする機会が増えましたが、ぜひ更新お知らせに加えて、一部書き起こしにも挑戦してみてほしいなと思っています。

また書き起こしが有効なのはYoutubeも同じだと思っています。

以前私がハマりにハマっている井端さんのYoutubeチャンネルについて熱く語った記事でも、おすすめ動画を挙げながら見るべきポイントやその動画で何が学べるかをひとつひとつ解説しました。

自分でYoutubeをやっている方であれば、動画の途中のキャプションを撮って概要がわかるようにまとめるのもおすすめです。
特に解説やHow to系のコンテンツは、ざっくり概要が掴めるとその内容の信頼性から動画も見てみようと考える人が増えるはずなので、ぜひ試してみてほしいです。

またYoutubeの場合は概要欄にリンクも貼れるので、たとえば動画内で使った商品をまとめたり、ファッションや撮影場所などの撮影の裏側情報をnoteに書くことでより深いファンになってもらえるのではないかと思います。

動画や音声はこれからますます需要が高まっていく分野ですが、「見る価値がある」と思ってもらうにはサッと流し読みできるコンテンツの存在も重要になっていくはず。

ぜひ「まとめる」場所としてのnoteをフル活用してほしいと思います。

「売るため」ではなく「つながる」ために

上記のとおりnoteは「まとめる」にも適したプラットフォームなのですが、note内で人気がでるコンテンツは自分たちを売り込むよりも惜しみなく知識を提供するものが多いと私は感じています。

以前瀬戸さんが「知識のお土産」という的確な表現を使われていたのをみて、noteはみんなからのお土産が集まる場所なのかもしれないと思いました。

これはもちろんnoteに限ったことではなく、InstagramもYoutubeもPodcastも、発信によって人気を得る人は必ず何かしらの「お土産」を受け手に与えています。

その上で、noteの場合は情報を伝えて終わりではなく「つながり」ができていくのが特に面白いところだと思っています。

noteを通してモノが売れることも重要ですが、同じ売上でもより顔の見える、豊かなつながりの上に生まれる経済の循環が、もっとたくさん生まれていくといいなと個人的にも思っています。

「書く」ことが苦手でも、写真や動画や音声、イラストなど表現にはいろんな手段があります。

それらをつながりたい人に届けていくためのプラットフォームとして、ぜひnoteの機能を上手に活用していただければと思います。

ちなみに今日の夜に「お店がnoteを活用するには?」というテーマでYoutubeライブも開催します。

このnote内で紹介した山下さんと瀬戸さんにもゲストとしてご参加いただきますので、ぜひ配信中に質問や感想などコメントいただければと思います!

▼イベント詳細

しばらくはリアル店舗での集客が難しくなりそうな今、SNSを活用した情報発信はますます重要になっていきます。
このnoteがお店の情報発信において何かしらのヒントになれば嬉しいです。

▼こちらのnoteも、あわせてどうぞ。


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最所あさみ

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Retail Futurist / curator。「知性ある消費を作る」をミッションに掲げています。 将来は世界一の店舗メディアを作る予定。noteの有料マガジン「余談的小売文化論」とコミュニティマガジン「消費文化総研」もよろしくどうぞ!