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現場からは以上です。2nd

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「現場からは以上です。」マガジン内のnoteが100を超えたので、2ndマガジンを作りました。 「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、… もっと読む
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#キャリア

私たちはアスリートに何の夢をみるか

私たちはアスリートに何の夢をみるか

人生の半分以上を野球ファンとして生きてきた中で、彼らに見せてもらった『夢』には計り知れないものがある。

それは単に高額年俸とかメジャー挑戦とか何本安打を達成したとかの結果だけではなくて、彼らのストーリーや生き様、哲学もまた、辛い時や苦しい時に自分を励まし支えてくれる『夢』になった。

以前noteにも書いた中島卓也選手のホームランへの道のりは、その最たるものだと思う。

野球選手はよく、ヒーロー

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日本の会社は "社会"を形成する

日本の会社は "社会"を形成する

私は新卒で入社したときに『これは入社ではなく入学だ』と感じたエピソードをよく話すのですが、日本企業は多かれ少なかれ学校のような要素も持ち合わせているものだと思います。

そう確信したのは、『アメリカ・ジャーナリズム』という本の中で日米の社員教育に対する考え方が異なるという箇所を読んだから。

社員教育費がほぼゼロに近いというのもまた極端な気がしますが、たしかにアメリカのように雇用の流動性が高い環境

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先回りした心配は優しさではない

先回りした心配は優しさではない

ここ数年ずっと語られている『女性活躍』という言葉。

どうすれば女性がもっと働きやすく、仕事と家庭の二項対立にならず納得いくキャリアを形成していけるのかという問題は、当事者としても関心の強いテーマでもあります。

そんな中、今週からNewsPicksで『クリエイティブ・ウーマン』という新特集が始まりました。

中でも昨日公開されたユナイテッドアローズの執行役員である山崎さんの言葉には、まさに!と膝

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媚びることなく"同志"になれ。これからの時代を生きる女子の社交論

媚びることなく"同志"になれ。これからの時代を生きる女子の社交論

男女雇用機会均等法が施行されてから早30年以上の年月が経っていますが、組織の行く末を決める会議にずらりと並ぶのはいまだにおじさまたちばかり。

その光景は、政治の世界も民間企業も変わりません。

シェリル・サンドバーグが2010年のTEDトークの中で「会議に出席した際、女性用のお手洗いの場所を聞いたら誰も答えられなかった」という冗談のようなエピソードを披露していましたが、そこから10年近く経った今

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「一度フリーランスを挟む」という転職スタイル

「一度フリーランスを挟む」という転職スタイル

昨日の記事にも買いた通り、4月から会社員に戻ることになりました。

私の場合は「転職しよう」と意図して動いたわけではないのですが、結果としてフリーランス期間が就職のきっかけになったことから、今後は「一度フリーランスを挟む」という転職スタイルも増えていくのでは?と感じています。

これまではフリーランスになるというと、ある程度業界で経験を積んだ上で意を決して独立し、自分の会社をもつものというイメージ

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もし私が今もう一度、就活をするならば。

TwitterのDMを解放しているのでいろんなご連絡をいただくのですが(お仕事のご依頼以外は返せていないものが大半でごめんなさい!)、そろそろ就活の時期に差しかかってきたからか、進路相談のDMをいただく機会が増えてきました。

さすがに1人1人にお返事をするのは時間的に難しいので、今回はいただいたご相談にまとめて答えるべく、「もし私が今もう一度就活をするなら」という話を書きたいと思います。

私も

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相性を決めるのは「WHY」ではなく「HOW」

相性を決めるのは「WHY」ではなく「HOW」

一緒に働く相手を選ぶときに必ずと言っていいほど聞かれる志望動機。

「何がやりたくて応募したのですか?」
「なぜそれをやりたいのですか?」

こうした質問は、相手の動機がどこにあるかを探るものです。

しかし、世の中には内発的動機で動くことができる夢組だけではなく、すでにある1を10にするのが得意な叶え組の人たちがいます。
参考:「世界は『夢組』と『叶え組』でできている」

彼らの「やりたいこと」

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個人として「上場する」ということ

個人として「上場する」ということ

スタートアップ界隈にいると、毎日のようにやれ資金調達だ、やれIPOだ、という話をよく耳にします。

一応数年スタートアップに勤めていたわりにはあまりファイナンスに明るくない私は、とりあえず会社を作って、数億円単位で調達して、M&AかIPOでEXITするのが一般的な流れらしいぞ、というふんわりした理解だったため、なんとなく「怖そう」というイメージを持っていました。

さらに、上場するとなると何やらも

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会社はこれからもっと 「事務所的」になっていく

会社はこれからもっと 「事務所的」になっていく

フリーランスになって早1ヶ月、いろんなお仕事のお話をいただいてパラレルに活動してみて思うのは、今後はもはや「フリーランス」という言葉自体がなくなってしまうのではないか、ということです。

私自身フリーランスではあるものの、DRTのコミュニティマネージャーというメインの仕事があった上で個人の仕事も受けており、ある意味パラレルキャリアに近い働き方をしています。

今はまだパラレルキャリアや複業というも

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