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現場からは以上です。2nd

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「現場からは以上です。」マガジン内のnoteが100を超えたので、2ndマガジンを作りました。 「地域の魅力とITの力で小売はもっと面白くなる!」をモットーに働く中で感じたこと、… もっと読む
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2020年1月の記事一覧

英語は、「話せるようになったその先」が大事なのだと思う

英語は、「話せるようになったその先」が大事なのだと思う

昨年末に行ったスコットランド留学から早くも1ヶ月が経った。
1週間ちょっとの滞在だったけれど、この1年日本で独学をしてきた結果として先生やクラスメイト、現地の人たちと会話を「楽しめる」ようになったことが何よりの収穫だったな、と思う。

英語を勉強し始めたとき、到達したいゴールのイメージはとてもあやふやだった。
テレビで見たことがある、「英語をペラペラ話せる人」。そのくらいが私の想像の限界だった。

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SNSへの反応は、積み上げてきた信頼の通信簿

SNSへの反応は、積み上げてきた信頼の通信簿

SNSのフォロワーを増やしたいという相談を受けたとき、私がいつも話すのは『オフラインの人間関係を広げる』ということだ。
これは単に出会った人と毎回SNSアカウントを交換して泥臭くフォロワーを増やしましょうという話ではない。
すでにオンラインとオフラインの垣根がなくなりつつある今、オフラインで築き上げた人間関係がそのままオンラインにも反映され、それがフォロワー数やエンゲージメント率として可視化される

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コミュニティと企業の関わり方

コミュニティと企業の関わり方

年明けに『仕事依頼』のページを新しく作った。

これまでプロフィールと仕事依頼を一緒にしていたのだけど、仕事を受けていないと思われることも多いので改めて『仕事を依頼していただく場合の情報』をまとめておこうと考えたからだ。

今回仕事依頼を書くにあたって、以前のフォーマットから大きく変えたのは私個人への仕事だけではなく運営するコミュニティベースの関わり方を提案するようにした点だ。

変わらず個人とし

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「解約率」の落とし穴

「解約率」の落とし穴

もしビジネス界の流行語大賞を決めるとしたら、昨年は『サブスク』がランクインしていたのではないだろうか。そう思うくらいに、『サブスク』というキーワードやビジネスモデルをあらゆるところで耳にした1年だった。

サブスクモデルの流行と同時によく使われるようになった単語が『チャーンレート(=解約率)』だ。

毎月課金が発生するサブスクビジネスでは、顧客獲得数が増えても解約数が同じペースで増えていけば、結局

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不動のものを、愛すること

不動のものを、愛すること

早朝の日を受けて輝く水面と、刺すような冷たい北風に揺れる木立。
何年も何十年も、下手すれば百年単位でずっとそこにある景色を見ていたとき、ふと人が自然にアイデンティティを感じる意味がわかった気がした。

山生まれの人は山を、海育ちの人は海を、平野育ちの人は野原を。

『地元』という言葉を想起する際に浮かぶものは、なぜか自然の一部であることが多い。

かくいう私も、有名な一級河川に抱かれて育った平野の

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遠く、深く。私はひたすらに「考え」たい。

遠く、深く。私はひたすらに「考え」たい。

2010年代の終焉と共に、私の20代も終わりを迎えた。
振り返ってみれば、考え方もものの見方も大きく変化した10年だった。

特に20代最後の1年は、次の10年に向けての助走期間として地盤を固め、向かう先が自然と定まっていた時期だったように思う。

その変化のひとつは、英語を本格的にまなびはじめたこと。
まだ『話せる』というにはほど遠いレベルではあるけれど、一次情報として英語を読み、英語で聞き、た

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