2018年6月の記事一覧
「好きなことをやる」という劇薬
人の働き方が多様になり、どんどん自由になっている今、「好きなことをやって生きる」ということが現実のものになってきました。
実際、私もコツコツ自分の好きなこと、興味のあることについて発信していたら共感してくれる人が増え、今は会社でもプライベートでも好きなことをたくさんやっています。
でも、一方で「好きなことをやって生きる」という言葉を額面通りに受け止めすぎると危ないのではないか、ということも同時
明るい場所に立ち続けるためには
きらびやかなステージに、割れんばかりの拍手。
表舞台に立つ人たちはいつも眩しく、私たちに希望を与えてくれます。
しかし、ここ最近立て続けに飛び込んでくる自殺による訃報のニュースを耳にするにつけ、明るい場所に立ち続ける苦悩に思いを馳せずにはいられません。
私はK-POPも好きなので、韓国芸能界でもたびたびこうした報道があり、そのたびに胸を痛めてきました。
それぞれうつ病を患ったり、アルコール
人は「記号」に対して怒る
ここ最近、以前にも増して『炎上』という言葉を耳にする頻度が上がったように感じます。
さらに、炎上までいかないニュースへの批判や罵詈雑言まで含めれば、毎日そこかしこで人の怒りが可視化されているのが現状です。
そうした怒りを見ていて思うのは、人が怒ったり攻撃したりする対象とその感情の発露には一定のパターンがあるということ。
特に、肩書きや法人格、組織などの『記号』は、人の顔が見えないこともあって
引き出すために大切な「相槌力」
普段、モデレーターやインタビューをする機会の多い私ですが、先日そのポイントを言語化して説明する場面がありました。
そのときにふと口からでたのが『相槌力』。
相槌をうまくうつというと、よく合コンの『さしすせそ』のような言葉をイメージされますが、それは『合いの手』に近いもので、本当の意味の『相槌』ではないと私は思っています。
相槌とは、相手を槌(=ハンマー)でたたくことであり、それはつまり相手の
正直者が得をする社会に向かいつつある時代に
一昨日たまたまnoteを眺めていて目に止まった、わざわざの平田さんの「なぜイベントは失敗したのか?」というnote。
普段からイベントをよくやっている私にとって、イベントを『失敗』と明言すること、そしてその理由を明示しようとしているタイトルに驚いて、隅から隅までじっくり読み込んでしまいました。
ちなみに、ここで平田さんが『失敗』としているのはあくまで数字や売上面でのこと。
トークイベントその
『やりたいこと』のグラデーション
私は昔からやりたいことが溢れて溢れて止まらないタイプの人間なのですが、無責任に『やりたい』というだけではなく、大人になって実際に成し遂げる力がついてきたからこそ、『やりたい』の優先順位をつけることの大切さを最近ひしひしと感じています。
好きなことがたくさんあると、それに応じてやりたいこともたくさん出てきて、さらに実際にやろうと思えばやれる、ということも増えていきます。
特に今はやりたいことを実
ベターに甘んじず、ベストを目指す
コンビニでお菓子を買うときや、自動販売機で飲み物を選ぶとき。
私は毎回『本当にこれじゃないといけないか』を自分に問いかけるようにしています。
もともとは節約とダイエットを兼ねて、本当に口にしたいもの以外を無駄に買わないという意識ではじめたこの習慣ですが、これは無意識のうちに陥りがちなベター思考を抑止する効果もあるのではないかと思い始めました。
決められた選択肢の中からベターを選ぶのではなく、