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僕はるるぶになりたい。

こんにちは。
くるくるゆきんこです。

おかしな題名をつけてしまいましたが、
今回は僕が写真を撮り始めた理由についてお話していきたいと思います。

現在カメラ歴としては3年くらいです。
もともとカメラには興味がなく、というより写真に無関心だったように思います。
学生の頃もスマホで写真を撮ることはほとんどなく、
友人が撮った写真を共有してもらったりして、
見る専門でした。
当時のスマホカメラは今ほど性能が高くなかったので、
「スマホのカメラの画質なんてたかが知れてるしな」、
なんて思ったりもしていました。

カメラを買うきっかけとなったのは、
大学卒業の時に行ったタイのプーケット旅行。
見るものすべてが刺激的で、空が高く、海がきれいで、
とても色の濃い世界でした。

今まで自分が見てきた世界とは別の世界。
自分の人生の別の扉を開けた感覚でした。

ちなみにこのタイ旅行は人生2度目の海外旅行でした。
人生初の海外旅行は、高校の修学旅行で行ったカナダのバンクーバー。
やはり学校行事ということで、安全第一。
国立公園や都心部を観光したことを覚えています。

その時の僕の感想としては、
町が完成していて日本の都市部に似ているなというイメージでした。
カナダに住んでいる方からしたら、
「もっと魅力的なところがたくさんがあるよ!」
と怒られてしまうと思いますが。
学校の修学旅行では、カナダの文化とか、人とか、壮大さとか、そういうところまでは見ることができなかったです。
まだ楽しみ方を知らなかったというところも多いのだと思いますが・・・

話を戻します。
タイに行ったときに見た景色や思い出をきれいに残したくて、
あの世界観を忘れたくなくて、
カメラを始めた

わけではないのです。

実は当時、僕にはお付き合いをしていた彼女がいました。
タイ旅行から帰ってきて、
タイの思い出話をしていたのですが、
なかなか言葉だけではあの刺激的な景色や
文化を説明することができませんでした。

その彼女に「今度は一緒に行こう!」と話をしたのですが、
彼女の口からは「汚そうだから無理。」の一言。
確かに、インフラはまだまだ日本に追いついていないところがあるのは事実です。
でも日本では見れない景色がたくさんあって、
彼女にあのきれいな海や景色を見せたい一心で話したのですが、
「虫多そうだから無理。」
こんな感じでした。

そこで思い立ったのが、
あのきれいな景色を、ちゃんとしたカメラで撮って、
彼女に見せてあげよう。
彼女が行きたくないっていうところに僕が行って、
こんなにきれいな世界があるんだよって伝えよう。
行きたいって思ってもらえるまで写真を撮り続けよう。
そうだ、僕はるるぶになろう。

そう思い立って調べてみたのですが、
カメラってなかなか高価なものですよね。
何を買えばいいのかわからなかったのですが、
かじったこともないのに形から入りたかったので、
当時中級機の位置づけであった、
NikonのD7200のズームレンズキットを購入しました。
それから一生懸命カメラの練習をしました。

そしていつの間にかその彼女にはフラれてしまい、
その傷心旅行で始めたのが、一人海外写真旅行。
撮った写真を見せたいと思っていた人もいなくなってしまい、
友達に見てもらうと、「ここはどこ?」と聞かれることがしばしば。
そうだ、僕はみんなのるるぶになろう。

それから僕は写真を撮り続けています。

自分の思い出作りに写真を撮ることも好きですが、
やはり友人や家族に見てもらって、
「キレイだね。」
「この時楽しかったよね。」
なんて言ってもらえるのが一番うれしい。
写真が好きな方、そう感じることって多いんじゃないですか?
これからもそういう写真を撮っていきたいと思います。

そういえば傷心旅行の延長で趣味になった一人海外旅行なのですが、
その時たまたま現地で出会ったカメラ女子がいたのですが、
今では私の妻になっています。
この話はまたいつかしたいと思います。

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