くるり official

【くるり official note】ロックバンド・くるりのnoteです。

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    マガジン

    • 岸田手帖

      岸田の公開手帖です

    • 電車の花道

      主に'50年代〜'80年代製造の鉄道車両にフォーカスし、岸田繁が写真やコラム、インタビュー、走行音などをUPします。

    • マ社長の星屑レビュー☆

      おもむろに気になった作品や、よく聴いていた過去音源、素敵な新譜なんかをやんわりした言葉で紹介していきます。

    岸田手帖

    岸田の公開手帖です

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    • 41本

    近況と雑感

    2023(令和5年)。 くるりは結成27年目。音楽家を生業にしてから25年ほど経ち、私は40代後半になりました。 バンドは紆余曲折を経て、まだまだ活動中ではありますが、ここ10年ほどで私はくるり以外にも様々な活動をしてきたように思います。その辺り、あまり周知されていないものもあると思うので、紹介しておこうと思います。 ソロ活動として、交響曲2曲を書き、劇伴制作やCM楽曲の制作なんかも幾つかやりました。 そして、奥田民生さん、伊藤大地くんとのロックバンド、サンフジンズを

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    近況と雑感

    京都音楽博覧会を前に、京都ネタ。 京都市、財政難(今に始まったことではないが)。かなり大変そう。色んな理由があるので、検索してもらえればわかると思いますが、いよいよ色々ヤバいんだろうな、と個人的には思います。 京都市、人口減少。これも、色んな理由と事情があり、どこの自治体でもだいたい人口減ってますが、京都市の場合はかなり特殊な事情で不健全に減っているので、これも色々ヤバいのかも知れません。 京都市は2007年に制定された「新景観政策」によって、建物の高さ規制がかなり厳し

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    近況と雑感

    長くミュージシャン生活を続けるための秘訣(若い音楽家向け)をまとめて、そのうち本にでもしたいと思っています。多分自分語りになりますが。 ソングライターでも演奏者でも、バンドマンでも、ポップ音楽作品に携わる仕事をする者であれば、以下ふたつが結構重要なことだと私は考えます。 ひとつは流行の少し先を意識すること、もうひとつは古典を多く知ることです。 ポップ・アーティストは常に、最新の流行に敏感であるのが望ましいと言われています。当然、シーンに風穴を開けるには、その時流行ってい

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    近況と雑感

    最近観た映画。『トップガン・マーヴェリック』と『リコリス・ピザ』。ふたつともなかなか面白かったです。 この2作品、真逆のベクトルの作風ではあるものの、1970〜80年代アメリカの世界観をヲタク的なまでに追求する、という意味において、あまりにも良くできたパースペクティブ。コスプレの域を軽く超えてきます。映画ヲタクが作る映画ってエグいですね。音楽ヲタクも、とことんまで皆さんやってほしいところです。 ポール・トーマス・アンダーソン(以下PTA)好きとしては、どうしても贔屓目で観

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    電車の花道

    主に'50年代〜'80年代製造の鉄道車両にフォーカスし、岸田繁が写真やコラム、インタビュー、走行音などをUPします。

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    • 5本

    不定期特集 岸田繁の「電車の花道」第4回:岸田繁が最も愛する名車①

    都会では当たり前の「地下鉄」。くるりの名曲にもありますよね。 そのくるりの曲の一節に、「地下鉄は走る地上に出るために」という歌詞があります。 地下鉄とは言っても、多くの路線は都心部の地下区間から郊外に向かって路線が伸びており、時折地上や高架に顔を出します。ちなみに東京の渋谷は都心ですが、「谷」なのでメトロ銀座線が地上に姿を見せますよね。 郊外に足を伸ばした地下鉄は、そのまま他の私鉄やJRなど、他の鉄道に乗り入れるケースもあります。東京は殆どの地下鉄路線がそのパターンです

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    不定期特集 岸田繁の「電車の花道」第3回:日本初のオールステンレス車両たちを追う〜電車界の山本昌〜

    最近の鉄道車輌は、殆どがステンレスやアルミなど軽合金ボディーの車輌ばかりである。特にステンレスは錆びることがなく、鋼鉄に比べ軽量なのである。 ひと昔前は鋼鉄製の車両が殆どで、色とりどりに塗装されていた。今も阪急や京阪、近鉄など関西私鉄の車両や、新幹線車両なんかは新型車両であっても塗装されているけれど、実はアルミ合金製のものが殆どだ。 ステンレス製車両は、ほぼ塗装されることなく、地肌むき出しで使われているものが殆どである。首都圏ではJRも私鉄も地下鉄も、殆どステンレス製の車

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    富山地鉄モハ14722(走行音)

    <不定期特集 岸田繁の「電車の花道」第二回:北陸に残る日車ロマンスカーたち>と併せてお楽しみください

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    不定期特集 岸田繁の「電車の花道」第二回:北陸に残る日車ロマンスカーたち

    大きな2枚窓が特徴の湘南顔の車両も、大手私鉄で見かけることが殆どなくなってしまいました。かろうじて、西武新101系や3000系くらいでしょうか。しかしそれも最早、風前の灯です。 1950年代、国鉄モハ80系から流行に火がついた「湘南顔」の電車に会いにいくために、一路北陸へと向かいました。 北陸新幹線開通で賑わう富山駅のすぐ隣に、電鉄富山駅、たるターミナル然とした4面3線の櫛形ホームに個性豊かな車両が並んでいます。富山地方鉄道、略して「地鉄」の始発駅です。 「地鉄」はここ

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    マ社長の星屑レビュー☆

    おもむろに気になった作品や、よく聴いていた過去音源、素敵な新譜なんかをやんわりした言葉で紹介していきます。

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    • 29本

    マ社長の星屑レビュー☆第29回「THE PRODIGAL SON/RY COODER」

    「The Prodigal Son」日本語で言うところの「放蕩息子」!これは聴かなきゃいけないでしょということで、初めてRy Cooderの音源をポチりました。スライドギターの父とも言われるライ・クーダー。御歳71。学年では細野晴臣さんの一個上という年齢でニューアルバム。頭が下がります。ストーンズの「Let It Bleed」にゲスト参加もしているという強者なんですが、今作は「放蕩息子」って作品の共同プロデューサーに、ドラマーでもある息子を迎えて制作しているという茶目っ気

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    マ社長の星屑レビュー☆第28回「Both Sides of the Sky/The Jimi Hendrix」

    没後48年。2018年の現在でもニューリリースがあるというのは凄い事ですね。 13曲中10曲が初だし音源という事で、まあ、バージョン違いなどもありつつですが、これだけのアーカイブが残っているということにまず驚きでございます。 ジミヘンといえば、高校生の時にベースを始めた時に初めて耳コピをして、半音下げという概念を知らなかったんで、どこと弾いているのか全然わからなかった記憶があります。それ以来学生時代はよく聴いていたのですが、最近はとんとご無沙汰なもので、楽しみに聴いていき

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    マ社長の星屑レビュー☆第27回「エコーズ・オブ・ジャパン/民謡クルセイダーズ」

    2018年、明けましておめでとうございます&今年もよろしくお願いいたします。 というわけで、新年一発目に何を書こうかと思ってパソコンを眺めていたら、まあ無い。聴きたいもの見当たらないです。なんだか時代に取り残されているような気分にもなったのですが、本厄やしまあえっか。ということで、新年早々時代を憂うような気持ちにはならず、のんきに探してみました。そこで見つけたのがこちら、「民謡クルセイダーズ」さんです。名前からなんとなくの想像はつくものの、この大編成のコミュニティー。ヒッ

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    マ社長の星屑レビュー☆第26回「ホワイト・アルバム/サトミツ&ザ・トイレッツ」

    先日、くるりのオリジナルドラマーである森信行氏から連絡がありまして、「二度目のメジャーデビューやねん」としてこの音源が送られて来ました。なんだかその響きがカッコよく思えたのですが、なんでTwitterのメッセージで送ってきよんねんという謎とともに、それならば買うということで、ポチッといたしました。 せっかくやからCD買えよと自分でも思うのですが、邦楽コーナーに行くのは嫌いなんです、すんません。というわけで、今回はこの音源を聴いていきたいと思います。 まずはどんなバンドや

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    • 16本

    「ソングライン」セルフライナーノーツ

    2017年秋頃に書いた曲だったと思います。 元々は、私のやっているもう一つのロックバンド、サンフジンズ用に書いた曲です。 サンフジンズの奥田民生氏に歌ってもらおうと思って書いた曲だったのですが、彼にお願いして、くるりに譲渡してもらいました。歌メロとか、歌詞のイメージとかは奥田民生節を少し感じることが出来ると思います。 歌詞とメロディーは10分くらいで一筆書きの要領で書きました。流れ行く時代、老いゆく人々、去るもの、生まれ来るもの、目の前にあるものについて書きました。ご友

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    「忘れないように」セルフライナーノーツ

    この曲の原型はそれこそ、1997年くらいにはあったと思われます。 殆ど忘れましたが、恐らくKYOTO MUSE HALLかどこかのライブハウスで、新曲出来ました的な感じでお披露目もしたように記憶しています。 ただ、その後全くと言っていいほど忘れ去られ、タイトルも歌詞も楽器の弾き方も忘れてしまっておりました。 時は流れ、新しいアルバムのレコーディングに向け「その線は水平線」や「春を待つ」といった、昔書いた曲を今になって思い出しながらレコーディングするタームに入っていた矢先

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    「だいじなこと」セルフライナーノーツ

    人気漫画のTVアニメ化に際して、主題歌を90秒尺で書いてくださいと依頼が来たので、原作漫画を読了してすぐに書きました。「ふたつの世界」などとは異なり、ロングサイズは作らずに90秒に全てを詰め込みました。短いのに濃厚。 注文の多い仕事、としての作曲は実は苦手ではありません。何故なら、ここでいう注文とは「具体的なアイデア」であり、クライアントの意図さえしっかり読み取れば、あとはそこに自分なりに応えることで、音楽自身も自然に成り立つように出来上がることが多いからです。90秒尺、と

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    「春を待つ」セルフ・ライナーノーツ

    ちょうど20年前、俺や佐藤、くるりオリジナルメンバーだったもっくんこと森信行はまだ大学生で、来るべき同年秋のメジャー・デビューに向けてレコーディングや曲作りに追われる毎日だった。 追われる毎日、なんて書くとなんだかしんどそうだと誤解されるかもしれないが、未来への希望あふれる21歳の若者達にとって、こんなに楽しい時間を過ごすことができる喜びが、ほかの何にも勝っていた頃の話。 音楽的文脈で話すと、1990年代後半はUSオルタナ/グランジブームの末端。衝撃的なデビューを飾ったB

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