見出し画像

糸島は、島じゃなかった。玄界灘に面する「日本のハワイ」に初上陸しました。

糸島」って知ってますか?

島の名前ではありません。福岡県の最西部に位置し、玄界灘と脊振(せふり)山地に囲まれるのが糸島市です。

自然、食、アート、そして、人...。国外からの移住者によるお店も多く、「インスタ映え」の宝庫としても話題になることも。そんな魅力たっぷりの糸島市をもっともっと盛り上げようと、quod,LLCではプロジェクトが進行中です。

糸島をどこかの島だと思っていた私が、初めて足を運んでみたら...。たくさんの出会いがありました。

福岡市街から車で30分ほど。青い海に真っ白な砂浜、広い空、それを囲む山々...ゆったりと時間が流れるそこは、「日本のハワイ」と呼ばれることもあるんだとか。

画像1

ここは「日本の渚百選」「日本夕陽百選」に選ばれた海岸、桜井二見ヶ浦。糸島を代表する観光スポットの一つです。青い海に白い鳥居が浮かび、その間には2つの夫婦岩がのぞく神秘的な光景が見られるこの場所は、特に人気の場所。夕日が沈む時間帯には、また違った顔を見ることができます。

糸島には、魅力的な場所、空間がまだまだたくさんあります。

画像2

ここは、アートと雑貨のお店「DOVER(ドーバー)」。アメリカ・シカゴ出身で、ハワイから糸島へ移住した世界的アーティスト、ドーバーさんが営むこの店は、オリジナルの革製品、世界中のアート作品を販売するほか、アートスクールも開催しています。

リゾート地のようなのどかさと豊富な自然、そしてアクセスの利便性が両立するこの地域には、ドーバーさんのように海外からの移住者も多いそう。市内を巡っていると、「日本のハワイ」と呼ばれるのも納得です。

画像3

海も、山も楽しめる、隠れ家のような静かなキャンプ場「HIDEAWAY(ハイダウェイ) sunset camp」には、県外からも多くのお客さんが訪れます。

目の前に広がるビーチを眺めながら露天風呂に入ったり、バーベキューを楽しんだり、夜は自然の音に耳を傾けながら焚き火を囲んだり。季節ごとに表情を変える糸島の自然を、たっぷりと味わうことができる場所です。

このHIDEAWAYでも楽しむことができる糸島の一つの魅力が、「食」。

画像4

豊かな山と海の恵みをたっぷりと受けて育った、海鮮。中でも「糸島カキ」は身が大きく、濃厚な味わいがとってもおいしかったです。

画像5

玄界灘に面したエリアには14の漁港があり、朝、水揚げされたばかりの新鮮な海鮮を楽しむことができるお店がたくさん。こちらは、秋の名物・コウイカ。(写真では伝わりませんが、動いてるんです!びっくり!)活き造りイカを食べるのは初めてでしたが、甘みがありまろやかな味わいで、それはそれはおいしかったです。

糸島のおいしいものが集まる、JA糸島の直売所「伊都菜彩(いとさいさい)」にも行ってみました。年間135万人(単純計算して、1日あたり3600人以上!)の来客があるそうです。

画像6

三連休のこの日も、朝から混雑でした...!

数えきれないほど色々な種類の野菜、海鮮に肉...。地元企業「やますえ」明太子をはじめとしたご飯のお供、ジャムやドレッシング、お酒、お菓子など、豊富な食材から作られた加工食品がズラリと並び、お客さんが次々と手に取ります。

滞在中は、この写真に映る、豊富な野菜を使った食事も楽しみました。

画像7

海岸沿いにある「Bakery Restaurant CURRENT(カレント)」でのモーニング。地元の新鮮な食材を豊富に使ったメニューが人気で、この日も朝から満席でした。テラス席で、玄界灘を眺めながら食べるモーニングは絶品。もちろん、パンもおいしかった!

画像8

こちらは「白糸うどん やすじ」。市内の名所「白糸の滝」に向かう途中、山の中腹にあるうどんやさんです。

注文を受けてから揚げる天ぷらに使われる野菜は、全て自家製の完全無農薬。その日に採れる野菜を使うので、内容は日替わりだそうです。野菜たっぷり、小麦や出汁、醤油も、全てがこだわり抜いて選ばれた素材でできたこのうどん。山々の新鮮な空気をたっぷりと浴びながら、お店を営むパワフルな前田さん夫婦からお話を聞くことができ、心も体も元気になりまし

画像9

そんな、素敵な人との思いがけない出会いも、糸島の魅力。

明太子など水産加工品を製造・販売する「やますえ」の社長・馬場さんも、ふらりとお店を訪ねた私たちを、暖かく迎えてくれました。糸島のおいしいお店を案内してくれたり、漁協が開催する子ども向けの「お魚教室」に招いてくれたり。(「やすじ」さんを紹介してくれたのも、馬場さんでした。ありがとうございました!)

画像10

人と人が、人と食が、食と自然が。糸島では、いろいろなものが密接につながり合い、出会いになっていきます。その一つひとつの出会いが刺激的で、新しい発見にあふれたものでした。そのお話は(そしてここで紹介しきれなかったおいしいものも、美しいものも)、これから少しずつ、お伝えしていければと思います。

まずはみなさんに、「糸島」に興味をもってもらえたら。旅に行けない今だからこそ、次の目的地探し、してみませんか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?