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3年目のquod〜 quod forum #02

quodを創業して3年目がスタートしました。3年目のquodはどう進化していくのか、共同代表の飯塚さんと中川さんに話を伺いました。

事業の種の芽が出はじめた2年目

飯塚:「事業の種を創る」ことを軸に会社をスタートして、2年目はいくつかのプロジェクトの事業プロセスが大きく前進したのが印象的でした。例えば、新しいコンセプトのワークスペース開発では、次なるサービスをスタートさせます。また、福岡の介護事業を手がける会社との新規事業では、プロトタイプが完成し、これから本格的にサービス化を進めていきます。当初からわかっていたことではあるけど、「事業の種を創る」のは改めて時間がかかることだなと実感した2年目でもありました。

中川:様々な事業パートナーの方と2年近く一緒に並走させてもらって、たくさんの経験をさせてもらえました。そして、印象的だったのは、自分たちが目指していた事業モデル(事業パートナーと一緒に事業企画をして、場合によっては出資もさせてもらったり・必要なアセットを自分たちで保有したりして、ある程度現場にも入るスタイル)に早い段階でトライできたことです。実際に事業の中に入ってみると外からでは見えなかったリアルな現場の課題や問題に直面することも多く、まだまだ力不足な部分やここは限界あるという部分も見えた。結果は撤退になったものもありましたが、そこから学ぶことも多くありました。

飯塚:そうだね。quodにとって一緒に取り組むプロジェクトが「ビジネスになる」ということは、一緒にやっているプロジェクトで売上が立つ状態になること。ただ種を創って終わるのではなく、事業を育てていく過程でも価値を発揮し続けるパートナーであることに、コンサルやエージェンシーとは違った強みもあると思っています。だからこそ、3年目は、2年目以上に“ビジネスになる”を意識したチームづくりを強化していく必要があるなと。

中川:利益を追求するためには、エンドユーザーのことをもっと想像して、どうやったら買ってくれるか、利用してくれるか、そういう感覚ももっと磨く必要があると思っていて。芽が出てビジネスになるチャンスが増えてきたからこそ、その精度ももっと高めていく必要があるよね。

quodの働き方

飯塚:一方で、quodの働き方のスタイル(quodの働き方01・quod forum01参照)は、この1年で世の中の流れによりフィットしてきたように感じます。この2年間で、採用面談を通して様々なバックグラウンドや経験の方に会う機会が増えたけど、チームでサポートできる体制があることで、フリーランスや働き方を模索している方たちの選択肢のひとつにquodがあるのはすごく嬉しい。


中川:フリーランスや副業が増えている一方で、企業側も雇用形態の柔軟さやパートナーと中長期的な関わり方を模索していく必要があるよね。個と企業の関係性において、様々な選択肢があることがquodらしさでもあるので、これからも社員、プロジェクト、チームとぞれぞれの立ち位置や関わり方のメンバーと丁寧に向き合っていきたいね。

・quodメンバー
運命共同体。その人たちらしい生き方ができて、アセットビジネスも持てて、経済的にも助けあえるようなチーム
・プロジェクトを形にするためのチーム
プロジェクトのミッションや方向性に共感し、それを実現する人たちのためのチーム
・ゆるいコミュニティでつながるチーム
似たようなスタイルで生きたい人たちの集まり。ステージに応じてquodやプロジェクトに入る場合もある。plususとか、quodメンバーの周りにいる人たち

飯塚:実際に、面談を通して自社のコーポレートセクションやプロジェクトチームにジョインしてくれたメンバーもいて、そういうメンバーとの働き方の形も徐々にできてきました。これからもお互いにとって意味のあるトライを重ねていき、ライフステージに応じて柔軟に働き方が選択ができるような、「quodらしい働き方」をどんどんアップデートしていきたいね。

3年目のquod

中川:3年目は、一緒にプロジェクトに取り組んでくれるメンバーをより増やしていきたいし、自分たち主語の事業も増やしていきたいね。自社プロジェクトがあることで、quodに関わってくれるメンバーをおもしろいことに積極的に巻き込んでいきたいし、それぞれがチャレンジできる環境も作りやすくなるから、この1年でどれだけそこに近づけるか挑戦したいね。

飯塚:そうだね。ありがたいことに、プロジェクトに長く関わらせてもらえているものもあるし、より踏み込んだ相談をしてもらえることも増えてきたので、自分たちが成長し続けるのもそうだけど、メンバー同士で弱みを補完し強みを発揮できる、個々が持っている知見をシェアしながら向上していけるような仕組みも作っていきたい。

もうひとつは、プロジェクトを通して実感することもあったし、いくつか相談を受けることもあった、コーポレートセクションの課題について。事業の芽を育てていく過程でボトルネックとなっているひとつの要因になっているけど、地方の中堅企業の場合はリソース不足で、コーポレートセクションの課題を自社でなんとかしたくてもできないケースが多くあって。新たな取組として、その課題を、様々な領域のコーポレートセクションの専門性を持ったメンバーのチームでサポートできる「チームスポットコンサル」も本格的に始動していくので、これまで以上に中堅中小企業の経営企画・事業企画を共に担い、形にできるチームを目指したいね。


quodとプロジェクトベースで一緒にコラボしてみたいメンバーを募集中です!


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