スタイルやセンスで誤魔化さない

スタイルやセンスで誤魔化さないという記事を見ました。

それは浅い考えや未熟な技術をセンスで誤魔化さない
という意味です。

例えば　演奏技術があまり高くなく
練習も不足している。
そして雑な演奏　雑な楽曲を作り上げる。
しかし　芸術は自由という前提のもと

「私はこんなスタイルです　
　　これが私のセンスです
　　　　　OKですよね？」

というセリフで誤魔化す。

音楽は勝ち負けでは判断されない。
故にこのセリフが正しいような気がしてくる。
しかし　勝ち負けのはっきりとしたスポーツなら
これがスタイルと主張しても、
負けたり　タイムが伸びなかったり
具体的な結果が出る。
なので　勝負事に勝てない物しか提供できない
自分のスタイルに問題がある事に気づきやすい。

しかし　音楽はそうはいかない。
そこが面白さでもあり、危うさでもあり
もしかしたらこれに気づければ
大きな転機になるのかもしれない。

私はギタリストなので
ギター的に考えると
一つのプレイ方法しか出来なくて
私のスタイルは一つの方法しかやりませんというか
できません。
よりも、３つのプレイ方法ができて、
適宜どの方法が最適かを選択する方が
良いという考えしかない。

浅い考え　未熟な技術
雑な楽曲　雑な演奏
気づかなければ永遠に発展しない
無限ループ・・・
自分がそこにはまらないように
動いていきたい。