良いギター悪いギター ②
この記事について、もう少し掘り下げてみようかと思います。
この記事で私が伝えたかったのは、
「良いギター 悪いギター」
という話や議論をする場面ってあるけど
弾き方がきちんとしてないと
良いも悪いもないという話を聞いた。
そしてそれを実感しつつあるという話です。
ギターは強くピッキングすると
弦の振動の幅は大きくなり
金属のフレットに干渉します。
なのでバチンとした金属音が
音に混ざります。
金属音が混じることが悪いと
言ってるわけではありません。
力んだピッキングで全ての音を
発音すると 言語で擬音化すると
バチバチとした音で埋め尽くされ、
無機質に聞こえる
抑揚が皆無に聞こえる
そしてバチンという音が不快に聞こえる
これらの可能性が生まれる。
パワー入れ込みのピッキングしかできない場合
どのギター使っても
その方向の音しかしないです。
なので どれ使っても欠点を含む音が出る。
なのでどのギター使っても変わりません。
特にニュアンスの面の必要性は
歪んだ音だとなかなかわかりにくい
そして音数の多いハードと言われる方の
音楽だとますますニュアンスの必要性や
自分のプレイの無機質さを自覚しにくい。
私もこの穴にはまっていた方です。
しかし はまっていたからこそ
その必要性や改善の難しさも知っているつもりです。
私は自らの修練の過程で
多くの人を感動させるには、演奏にニュアンスは必須で
ニュアンスをコントロール下に置ければ
自分のギターも上手く聞こえると考えています。
ニュアンスの必要性は私にとって必須なだけで、
全ギタリストが必須ではないと思います。
なぜなら 有名なプロギタリストも
パワーのみのプレイだなと
感じる時があります。
プロギタリストになるためにという点で考えると
ニュアンスプレイの再現は
大きなアドバンテージであるが
身につけないとなれないというわけではない。
なぜならそれがないプロギタリストも存在してます。
話を本筋に戻すと
良いギターでも悪いギターでも
弾き方をある程度習得していないと
どっち買っても同じような結果になる気がします。
あと 補足するならこれは完全に悪いギターだなと
思ったことは、あまりありません。
自分の買った本数の経験だけですが、
数千円のギターでフレットがなんか尖ったバリみたいな
ものがあって指を傷めたとか
輸送過程で何らかの衝撃がフレットに入り
買ったばっかりなのにフレットが一部分凹んでいて
そこだけビビりがでる。
とかこの程度だったかなぁ
悪いギターは少ない気がする