私なりの音楽理論の付き合い方
音楽理論は私にとっては必要な要素でした。
何を弾くにも理論的理解はプラスにしかならない印象です。
理論との出会いは20歳前後で作曲したくなり、
その過程で入門書に出会いました。
そこで トニック サブドミナント ドミナント
ダイアトニックコード セカンダリードミナント
裏コード チャーチモード 等
入門的な言葉と意味を独学しました。
音楽理論の試験等はあまり苦労しなかった気がします。
しかし この時点ではゼロではないが理論的な事は
音楽生成にそんなに大きな好影響は出ていませんでした。
今 思い返すとスケールやコードの作りが文章で
知っていても実際のプレイにどう生かすかは
また一段難しい内容でした。
音大の入学試験などの楽典の試験などが
好成績がイコール 演奏も好印象には
まったくなりません。
その後 ギターレッスンを通して
音楽理論的な事をどうプレイに生かすかを
学びまして、現時点では知識とプレイが
リンクされ始めた印象です。
私としては音楽理論はプレイに好影響を
与える非常に素敵なものです。
しかし 敷居が高い気もします。
私も何度頭を抱えたかわかりませんし、
今現在も頭を抱える時もあります。
音楽理論がゼロでも
ある程度演奏できますし、
感覚的に音楽を捉えられる人の中で
まったく理論を知らなくても
唯一無二の素晴らしいプレイをする人もいます。
しかし 理論を知らない 勉強しない演奏家の
殆どはある程度のところで伸び悩みます。
そしてその難解さ故に習得を志す人は少ない。
しかも前述の感覚的に音楽を捉えられる人を
知っているから、そんな人がいるなら、
音楽理論を勉強しなくても良いという思考の
流れになるのは 残念ではありますが
自然な事の様に捉えています。
ただ 音楽を感覚的に捉えられる人は
確率的にはかなり少ないです。
凄くシンプルにいうなら
才能がある人の中で
音楽理論について触れずに
素晴らしい音楽を作れる人もいる。
しかし 大半の人は才能がないので、
勉強した方が良い結果を生みやすい。
そういうイメージでとらえています。
この部分を誤解している人が
多い気がします。
俺の好きな○○〇は理論なんかいらない
自分の感じたようにプレイするんだ
という言葉の理解を
自分に都合よく理解し
その結果理論無視で
いつまでたっても進歩のないプレイを
している人がが多い気がします。
音楽理論が私に与えてくれた
恩恵は多大だと感じているので、
これからも習得や理解に
いそしんでいこうと思います。