浮世通信 特別号

写楽の独り言

皆様、お久しぶりです。寿写楽です。まずは、夏に発行できなかったお詫びを。ごめんなさい。言い訳はありません。この通りです。

さて、話を変えますが、先日宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」を"意を決して"映画館で観てきました。私は映画評論家でもないし、映画オタクでもないし、何ならジブリマニアでもありません。ただ、全作ちゃんと観ているわけではないけれどもジブリ映画はよく観ていて、あの「滅茶苦茶ファンタジーなのに現実に起きそう」、「ちょっと怖いけど何なら起きて欲しい」感が好きです。特に、千と千尋の神隠しとハウルの動く城が大好きで、金曜ロードショーで観るたびにハウルに恋をしている気がします。

そんな大好きなジブリの最新作を何故"意を決して"観てきたのかというと、「映画館で映画を観る」という行為がすごく苦手だからです。

「これから2時間(長いものだと3時間くらい)静かにじっと椅子に座っていないといけない」と思うと、いくら面白そうな映画でも腰が重いんですよね。風呂と同じです。入るまではすごく面倒くさいけれども、入ればどうってことないように、入場して椅子に座ってしまえば別に何ともないんです。

あと、結構涙もろいのも理由の1つです。喜怒哀楽の中で1番他人が表現しているのを見ることが少ないのは哀だと思うし、多分そもそも哀の感情を持つ機会って他の3つに比べたら少ないと思うんです。映画で泣くことを哀だとしたら(感動で泣くこともありますが)、そんなレアな感情を知らない人が周りにいる空間で見せたくありません。見せたくないが故に、「あっ、やべえ泣きそう!」ってなった時に「すごいくだらないこと考えよう、うんこうんこうんこ…」って映画とは全然関係ないことを考えたりするんですけど、その時間が我ながらすごいもったいない気がするんです。それに、泣くならちゃんと号泣したいので、周りの人に遠慮して静かに泣くのではなくて、おんおん泣きたいんですよね。

でも、テレビで観るより映画館のスクリーンで観た方が絶対にいいことは分かってるので、ガハガハ笑えてワンワン泣けて、脚の姿勢を変えた時に前の席に当たってしまっても罪悪感のない映画館、どこかにありませんかね。

ちなみに、映画の感想は「宮崎駿監督がやりたいことを詰め込んだらこうなったのかな?」という感じです。ジブリのアニメーションを映画館で久しぶりに観れただけでも満足です。



なんでもランキング

今回のテーマは「人生の推し」。私の人生を滅茶苦茶にした人たちです。3名とも見事にみんな男性。女性の推しも勿論いるけど、狂わされるのはやっぱり異性なのかもしれない。

1位 市丸ギン(BLEACH)
永遠の推し。外見から性格に渡りキャラ設定は勿論ですが、生き様がとにかくかっこいい。涙なしには語れません。ちなみに、アニメのCV遊佐浩二さんの他の出演作をチェックしたことがきっかけで寿写楽はオタクになります。

2位 大野智(嵐)
女性アイドルもアイドルアニメもK-popも好きな私が初めて好きになったアイドル。歌もダンスもできるオールラウンダー好きの始まりはここかもしれない。事務所が揺れていますが、大野くんの歌声が大好きなので、表舞台にまたいつか出てきてほしいな…

3位 ハウル(ハウルの動く城)
大人になるにつれてやべえ男だと気づいてしまった感があるが、もはや顔が良すぎてどうでもいい。世の女性はハウルに恋したことがあるか無いかで分けられる気がする。ローランドの名言みたいに。



ちょっと一息

先日、市内に出没した不審者情報がメールに届いた。70代くらいの男性で子どもに「学校が始まるのはまだか」「暑いから休んでいけ」などと声をかけただけらしい。「今はこんなのでも不審者扱いされちゃうんですねぇ」と職場で言ったら、小学生の子どもを持つ上司が「実はね、そのおじいちゃんが居たの、"あの"トンネルなんだって」と言った。不審者じゃなくて、おばけかもしれない。


編集後記

編集も何もありませんが、形式的に。お読みいただき本当に有難う御座いました。浮世通信に限らず、せっかくあるんだからnoteも更新したいなと思いました。新春号は必ず…!