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定住しなくなって気づいた、無くても平気なもの

定住しない暮らしを始めて4ヶ月が経ったけど、身軽な暮らしはとても快適で、日本に置いてきている荷物のことを考えるととても頭が痛い。きっと帰国したら一気に断捨離するだろうなぁ。

この生活を通して学んだ、意外と無くても大丈夫なものについて紹介してみようと思う。


1.洗濯機

今のアパートには洗濯機がない。街のコインランドリーを使うためには片道10分かけて歩かなければいけない。

オーストラリアのロードトリップですら、エアビーやキャンプ場の洗濯機で洗濯をしていたから、引越す前は洗濯機がない生活が不安だった。

コインランドリーを使うつもりだったけど、遠いしお金もかかるし・・・というわけで始めた『足もみ洗濯』で事足りることに気づいた。

洗濯機の1回あたりの水量は約100リットルらしいので、冷静に考えると水を使い過ぎている。

シーツなどはコインランドリーに行く必要があると思うけど、今のところはそれ以外は困った点なし!

カナダは乾燥しきっているので、半分濡れた状態で干していても、一晩たてば乾ききっているのも嬉しい。

ロードトリップで使わなかった洗濯ロープ(100均)がここにきて大活躍。風呂場の玄関に分けて干しています。


2.備え付けのガスコンロ

アパートなのに、なぜかコンロが備え付けではなかったので、IHヒーターを2つ使って料理をしている。

今までずっと備え付けが当たり前だったけど、意外と不便はなし。なんなら、IHヒーターなら吹きこぼれてもまるごと拭き取れるから、後片付けも簡単。

IHはパワーが弱いイメージだったけど、こっちの発電力は強力なのですぐに沸騰するのも助かる。

これから生きていく上でも、わざわざ備え付けにする必要は無いのかも、と思った。


3.大きな冷蔵庫

備え付けの冷蔵庫は80リットルぐらいの1ドアのもの。2人暮らしをする分には、このサイズで事足りてしまう。

コメント 2020-04-27 044132

※イメージ


冷凍室が1ドアついていて、一見すると狭いけど、お肉1種類をばらして冷凍したり、野菜を適度に保存するぐらいなら余裕で入る。

結婚後に張り切って大きい3ドアのを購入したものの、持て余していたことを思い出す。

2人暮らしならこれくらいで十分なんだなということを実感。

新婚の人はいずれ家族が増えるかも…と思って大きめのものを購入するけど、初めのうちは一人暮らし時代のものを使い回しても全然大丈夫そう。

節約にもなるし、冷蔵庫が大きくなければ無駄に買う心配もないし!いいことばかり。


4.ベッド

一応ベッドも備え付けだけど、寝心地が悪すぎてソファベッドで寝ています。

はじめのうちはソファがベッドになることを知らなかったけど、超簡単に立派なベッドに変化することを発見。

試しに寝てみたらベッドよりも寝心地が良くて、最近はもっぱらソファベッド。

こう考えると、ベッドは必ずしも必要ないのかもしれない。

なんなら寝心地の良いソファベッドが1つあればいいかな。

キャンプの時はスリーピングマット1枚の上に寝るわけだし、ベッドが絶対に必要というのはただの固定観念だったのかもしれない。


5.寝室

結婚しても夫婦それぞれ1人になれる時間が欲しいからだったり、いずれの子供のためを思って1LDKや2LDKの部屋に住む人も多い。

この4ヶ月夫婦ずっと一緒の生活をしてみて、喧嘩もそれなりにするけど、一部屋だけの空間でも案外平気なことに気づいた。

キッチンと寝室は分けたいという考えも、それなりに広いなら1Kでも全然大丈夫という考えに変わった。


***


定住しない暮らしは制限もあるけど、その中で創意工夫してやりくりする力が身に付く。

ずっと住み続けるわけじゃないと割り切れるからこそ、いずれの子供のことも考えないし、無駄な家具家電を買わないから身軽に生活できている。


手放してみると気付くことがいっぱいで楽しい。


オーストラリアやカナダのお家はとっても広くて近くに大自然があって、こんな家に住めたら幸せだなーと思うことも多いけど、今のところは固定の家に住む考えは、、、ない。

もし定住するにしても、空き家を安く買ってリノベしてエアビーも兼ねるか、シェアハウスに住むかなぁ。

トレーラーハウスやキャンピングカーも楽しそう。

シンプルでもビッグに生活している人の家を訪問して紹介するYouTubeチャンネル。トレーラーハウス最強じゃん!!と思うはず。

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