悩む時間と経験する時間
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もしかしたら、引越すかもしれない。
でも、それは、いつになるかわからない。
今の私は、学習机があったらいいなと思っている。
理由をつけて諦めてきたけど、本当はどう思っている?
「欲しいです。」と答えました。
学習机をアパートへ運びます。
玄関に入れる際、ドアに引っかかってしまいました。
「分解してみようか」
私になかった発想でした。
入らなかったら、「無理だったんだね」と引き下がる。
分解したら、後で組み立てるのが大変。
そこまでしなくてもいいかな。
諦めが、早かったのです。
分解し、入るかやってみる。
入らなかったら、また分解する。
玄関の郵便受けを、外す。
手を尽くして、ドアは通過しました。
次は、どう部屋の中に入れたらいいか。
「くるっとまわりながらね。
自分でも考えながら。左右をちゃんと見てね。」
ただ言われるがままに動いていた私。
周りが見えていませんでした。
どうしたら入るか、先のことも考えていませんでした。
いかに、自分が考えて、工夫しようとしていないか。
改めて気づきました。
ゆっくりと体の向きを変える。
持つところを少しずつずらす。
入るか入らないかのポイントをこえると、
するっと部屋に入っていきました。
分解した部品を、つけていきます。
「あれ?どうだったけ?」となりながらも、
組み立てることができました。
学習机が家にある。
改めて眺めてみると、家の雰囲気が変わりました。
集中したいとき。
勉強したいとき。
文章を書きたいとき。
それができる場があることで、
「よし、やろう!」と気持ちが入ります。
欲しいな、でもな。と悩む時間。
欲しいものを手に入れて、使っていく時間。
時間をどう使っていくか。
机がきたことで、
「あったらいいな、どうしようかな」と悩む時間はなくなります。
私は止まっていたんだと気づきました。
経験して、知る。
やってみて、次につながっていくのだとしたら。
欲しいもの。
気になること。
やってみたいこと。
今、経験していこうと思いました。
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