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負の感情が豊かさを生む

負の感情が豊かさを生む



3.11が私に気づかせたこと。



当時、学生だった私は、


親元を離れて寮暮らし。

何も考えず、ただひたすらに

毎日友達とおしゃべりし、

部活に行き、

たまに勉強もして、

普通の学生生活を送っていた。


そしてある日突然地震が来て、

都民の私は直接被災したわけじゃなくとも


大きなショックを覚えた。




怖くて、孤独で、不安で。

自分のことで精一杯なのに、

しばらくすると


ボランティア活動を行う友人が増え、

それが私の心をしめつけた。

慈善活動をSNSで拡散し、

そんな自分に酔ってる人たちをみて、



素晴らしいことなはずなのに、

素晴らしいと思えなかった。


そして自分のことで精一杯になってしまう自分を

責めた。

責めて。責めて。攻めて。





ある時突然、

今まで感じたことがないくらい

悲しくて

暗くて

先が見えない



真っ暗な気持ちになった。



虚無だと思った。





そしてその時から徐々に、


今まで何も考えずに生きてたことが

嘘のように、


常に考え

常に感じ

常に伺い

生きた。

新しい考え

新しい感情

新しい心構え

が生まれた。





辛ければ辛いほど


言葉や感情に富を得た。


辛いことにも意味があると

初めて知った10代の春。


だから、今日も、

何かの意味を感じて生きるよ。

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