30歳ゼロからの英語学習

正しい英語学習の始め方

お疲れ様です。
今回は、30歳でゼロから英語学習する場合をモデルケースに、どのように学習を進めていけばいいか自分なりのアドバイスを書きます。

前回の記事で毎日英語学習を続けるコツと、外大卒として万人におすすめできる教材について書いてます。その後、具体的にどう進めていくか英語学習ロードマップをご紹介します。

1.英検に申し込む
2.毎日スキマ時間に英語の記事を読む
3.ディクテーションを30分行う

あくまで英検は英語力の成長を確認するためのツールなので、英検対策は行いません。勿論行っていただいても大丈夫ですが、本質的な英語力を身につけることで、自由に英語を扱えるようになることがゴールです。

基本的には英語を読む力と聞く力をつけていく学習を進めていきます。なぜなら情報を入手する力である読む聞くが出来るようになると英語学習のモチベーションが保ちやすいからです。また話す書く力は話す相手が必要である、添削してもらう必要があるなど独学するうえではハードルが高いです。

それでは具体的な学習方法について紹介します。

英検に申し込む

もし英語学習を始めようと決心したら、その瞬間に英検に申込ましょう。
英検が今後一生にわたって、英語学習のガイドとして活躍してくれます。モチベーションや継続学習の手助けとなってくれるので、是非活用してほしいです。もちろんTOEICでもいいのですが、英検のほうが英語の総合力(読み聞く書く話す)を対象にしていて、年3回のみの開催なので定期的に英語力を試してみるには最適です。TOEICだと開催回数がかなり多いのでいつでも受験できるため、いつにするか迷ってしまうので最初は英検をガイドとするほうが良いです。
今なら6月末の受験に間に合いますので今すぐ申込してしまいます。

どの級が自分に合っているか分からない方は、とりあえず準2級を受けたら間違いありません。高校で学習したレベルがこちらの級になります。社会人の方だと結構忘れているものなので、復習感覚で受験してみることをお勧めします。


毎日英語の記事を5記事読む

これはTOEIC900点超えを達成した後も続けているお勧めの勉強方法になります。私の場合は、WSJアプリをiphoneに入れて朝コーヒー飲みながら流し読みしてます。そのほかお勧めのサイトを下記にまとめておきます。自分のレベルにあった記事を読み続けてください。今はマウスで分からない単語の上にもっていくと、自動で意味を調べてくれる機能があります。わざわざ辞書で調べなおす必要がないため、効率的に記事を読んでいくことができます。自分が興味がある記事や、分かる単語が多そうな記事を選んで読むのがポイントです。記事の読解は理解度が背景知識の有無に大きく影響されるため、モチベーションを下げないよう気を付けて記事を選びます。15分程度読めば十分でしょう。


30分間ディクテーションかシャドーイングする

続いて英語を聞く練習もやります。

こちらは同時通訳者も行っているトレーニングとして有名なディクテーションとシャドーイングで鍛えていきます。20年以上英語学習をしてきた結果、単語力xディクテーションxシャドーイングで本物の英語力が身につくと断言します。様々な英語学習法がありますが、この2つを毎日継続することで英語力が飛躍的に向上することを約束します。だまされたと思って、まずは1か月続けてみてください。最初とは全く違った聞こえ方になるはずです。

やり方はいくつかあるのですが、最も簡単で挫折しにくい方法をご紹介します。ディクテーションのほうが負荷が高いためモチベーションの低い日はシャドーイングを行うことを推奨します。

【ディクテーションのやり方】
30秒から1分程度の朗読教材を用意します(下記にお勧めの教材を貼っておきます)
1回流して聞きます。
2回目は聞きながら、朗読されている内容を紙に書いていきます。最初は数秒単位で音声をポーズさせながら書きます。慣れてきたら1センテンス朗読されたらポーズして書けるようにします。
3回目は2回目で書いた内容が合っているか確認しながら聞きます。また2回目で聞き漏らした箇所を書いていきます。

やってみると分かると思いますが、結構めんどくさいです。また聞き取れない単語が多いとフラストレーションが物凄く溜まります。が、効果絶大なトレーニングのため、初心者のころから始めることを強くお勧めします。

【シャドーイングのやり方】
30秒から1分程度の朗読教材を用意します(下記にお勧めの教材を貼っておきます)
1回流して聞きます。*ここまで一緒
2回目は朗読された後に続けて、聞こえた英文をそのままオウム返しで声に出していきます。時間差で音声に続いて発音していくことからシャドーイングと呼ばれています。
あとは納得できるまで繰り返し行いながら、また分からない、聞き取れない箇所は教材の文章を見て確認しましょう。

ディクテーションの難易度が高いため、モチベーションの低い日や毎日継続の鉄則を守るため逃げ道としてシャドーイングを行うことはとても良い考え方です。こちらはディクテーションより3段ほどレベルが下がります。

またシャドーイングは、どこまで音声の真似をするか調整することで難易度を変えることができるため、非常に使い勝手が良いです。例えば最高難易度にするのであれば、朗読されている音声の息継ぎのポイントや抑揚、イントネーション、感情など100%コピーすることを目標とします。普段はここまでやる必要はありませんが、たまに挑戦してみてもいいかもしれません。

ディクテーションとシャドーイング、どちらにも使えるお勧めの教材を照会します。どちらも自分で使ってきた中で使いやすい教材で、レベルもいくつか分かれて出版されているため、自分に合った教材を選ぶことができます。

もしくは、映画に興味があるなら、映画のスクリプトを用意して取り組んでみてもいいでしょう。モチベーションが上がる教材を選択することが英語学習をするうえでは非常に重要になりますので、色々試してみてください。

まとめ

英語の学習方法っていろいろあって迷いますよね。

これまで紹介した手法はどれも私自身行ってきた学習方法で、特に才能や能力に関係なくだれでも英語力を向上させることができるものです。

正直地味な内容が多いですが、工夫次第で自分のモチベーションが上がるような教材を選択して、毎日英語を勉強していってほしいと思います。

毎日5分でも英語に触れる生活を続けていくと、ある日突然、これまでどうやっても理解できなかった英語を急に読める聞こえる話せる書ける瞬間が訪れます。ここの成長実感ポイントまで粘って学習を継続できるかどうか。英語学習が今までもこれからも社会人の永遠のテーマである所以だろうと思います。今回ご紹介した方法で、みなさんがbreak throughすることを楽しみにしています!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!次回もよろしくお願いします!!

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