言葉が遅い子

言葉をなかなかしゃべらない子がいます。
わたしもそうでした。

わたしは、保育園幼稚園には行かず、いきなり小学校からでしが、担任の先生から「発達・学習に難あり」と判断され(当時は「知能遅れ」と言われました)、同学年の子と同じくらいに話せるように「ことばの教室」に通ってはどうかということになりました。

ことばの教室は、個人のペースで"あいうえお"を習うところです。
校舎の4階の突き当り、すみっこにありました。入ると上履きを脱ぎます。大きなお花や積み木があって、ここでは遊んでもいいんだよという印に見えました。

わたしは東北の片田舎の出身ですが、
小学校の先生もクラスの子たちも、ズーズー弁がきつかったので、
ことばの教室を提案された時は、
「え、わたし、そんなに訛ってないのに。
 訛っているのはそっちなのに!」と、若干ショックでした。
そして親戚の一番訛りのきついおじさんに会った時、「おじさんもどうですか」と誘ったのを覚えています。

今、改めて、
自分は6歳から変わっていないなあと思います。

まず、言葉がうまいこと出てこない。こうやって書いている途端に嫌になる。
特に話し言葉が苦手。
冗談も言えないし、とっさの挨拶が出てこないことも多いのです。

べらべら話すこともできますが、
その時は、誰かの物真似をしています。そしてラリっています。

言葉言葉……と考えると、言葉にできるようなことに価値はないと思っていることに気づきます。毎日言葉を扱う仕事をしているのに、考え込むといつもそこに行きつきます。
わたしは言葉にならない気持ちを大事しているし、言葉に表せなくていいし、いちいち感情や主張を言葉で表現するSNSも苦手。言葉はうるさい。

でも、
言葉と手をとって歩んでいけたら、もっと色んなことができるんだろうなあ。どうしたら、そうなれるのかなあ。

試行錯誤。勉強は終わらないですね。

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小説を読んで、日常に感じることを書こうと思います。
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