営業38日目と軽井沢本の學校トークイベント

3連休の初日。土曜日。
最近、温泉に入れていないという妻と一緒に午前中とんぼの湯へ。
その後、家でお昼ごはんを食べて、お店へ。

13時~15時、店番。その後、まついずみさんと店番交代して、本の学校トークイベントの会場へ。

“本と出会う場所”をコンセプトに、新たな視点で、「名著」を読み解いてきた“軽井沢本の學校”。今回のテーマは「温泉」。ゲスト講師は、稲葉俊郎さんと三浦瑠璃さん。

稲葉さんは元軽井沢病院の院長。今は退職されて、慶応大学大学院の特任教授などをされているとのこと。序盤から稲葉さんの温泉愛あふれるトーク。「脳みそが溶ける」「地球そのものと格闘する」「健康的に発熱する」などのキラーワードが続く。

三浦瑠璃さんは国際政治学者。結構、有名人ですよね。以前、アナザースカイという番組で、軽井沢のご自宅が紹介されていたんじゃなかったかな。

前半のトークは温泉の効用について。行き過ぎた資本主義に対するカウンターとしての温泉(湯治)といった趣きの話がお二人の中で盛り上がる。資本主義社会の恩恵を十分に享受しているお二人のように思えるが、意外とそうではなく、何か資本主義の価値観に対する疑念、抗わなければならないと感じているようだ。立ち止まる思想を温泉が与えてくれる。非効率であること。ある種、文学にも通じるところがある。

温泉文学という意味では、最後のほうで三浦さんの口から出た「千と千尋の神隠し」が一番それなんだと思う。(そのような意図で発言したのではなかったと記憶しているが…)

来客者数:27人

売れた本
「手塚治虫のタカラヅカ」「京都てくてくはんなり散歩」「森と山と川でたどるドイツ史」「パリ旅の雑学ノート」「料理の常識」「人を襲うクマ」「谷川俊太郎 質問箱」「砂の女」「後ハッピーマニア ①」


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