世界的な影響力をもつゲームの新作がでるんすよ！【マブラヴ】
やや過剰なタイトルで驚かせてしまったかもしれません。
ただこれだけは断言しておきたい。
近いうちに、マジでやべぇゲームが登場します。
話は360度変わりますが、2023年秋ついに『進撃の巨人』のアニメを締めくくる完結編が放送されますね。第1期は2013年に放送を開始しており、当時中3のクソガキだった私も毎週目を輝かせながらWIT STUDIO様のアクション描写のすばらしさに浸っておりました。今では毎朝4時までティアキンをプレイしてギリギリの体調で仕事をこなす限界社畜へと変わり果ててしまいましたが、その間もアニメ『進撃の巨人』は脈々と愛され続けてきたと思うと凄まじいことですよね。
私は一足先に（？）マンガで物語を味わいましたが、その構成のすばらしさや伏線回収の見事さに感服したのがまるで昨日のことのように思い出されます。
いや、たぶん昨日も読み返してました。やっぱラストの展開めちゃくちゃいいよね。
ジャンやライナーなど、主役以外のキャラも濃厚すぎる魅力がありますし、マジで進撃について語ると記事の主旨がブレブレのブレワイになってしまうのでここまでにしますが、いずれまたどこかで機会があればめちゃんこ書きます。
私が話したいのは、そんな偉大な『進撃の巨人』という作品に大きすぎる影響を与えた、あるゲームがあるということ。
それが今回お話させていただく『マブラヴ』というコンテンツ。
2003年の発売から今年で20年を迎えるにも関わらず、近日中に新作アプリゲーム『マブラヴ：ディメンションズ 』の配信開始も控えているというロングセラーっぷりを誇るシリーズです。
ちなみに『進撃の巨人』作者である諌山創氏は、電撃コミックスより刊行された「マブラヴ オルタネイティヴ」7巻にてこのようにコメントを寄せています。
『進撃の巨人』は『マブラヴ オルタネイティヴ』をパクって作ったことを白状しなければなりません。
本当にすいませんでした！ ものすごく影響を受けてます！
人並みに漫画や映画を観ていましたが、
作品の作り手に殺されると思ったのは始めてです。
どうでしょう、ヤバそうな気配がプンプンしませんか？
補足：諌山先生と『マブラヴ』の版元はめちゃめちゃ仲良しです。
https://muv-luv-alternative-anime.com/news/detail.php?id=1095007
ほな、今回はそんな『マブラヴ』がどれほど狂気に満ちた作品なのか、そして近日中に配信される『マブラヴ：ディメンションズ』とはどんなゲームなのか、に
ついて紹介させていただければと思います。
そもゝ、『マブラヴ』とはなんぞや
「マブラヴ」と言うといくつもの派生作品で構成されたシリーズの総称なのですが、基本的には以下の2作品を指すことが多いです。
2003年発売シリーズの原点『マブラヴ』
2006年発売の続編『マブラヴ オルタネイティヴ』
『マブラヴ』はそのゲームジャンルを超王道学園アドベンチャーゲームという胸のドキドキが止まらないネーミングにしており、その名の通り登場するヒロインたちとコッテコテのラブコメ学園生活が楽しめる作品です。
© Muv-Luv: The Answer
「は？これのどこが進撃の巨人やねん！ぶっ飛ばすぞクソガキがよ」
と思った方もいるでしょう。どうか矛を収めてください。
さきほども申し上げた通り、諌山氏がパクったのはシリーズの集大成である『マブラヴ オルタネイティヴ』のほう。
このゲームはですね～～なんとですね～～～
ヒロインたちがロボットに乗ってエイリアンと戦います（笑）
（笑）
はい、まぁそういうわけで美少女たちが世界を守るために血生臭い戦いへと身を投じていくわけです。
『進撃の巨人』は最初からツラい展開なので心構えができますが、反面『マブラヴ』は激甘のスイーツを食べたあとにハバネロを生でかじるようなイカれた作品。とりあえずはそんな認識で問題ないかと思います。
『マブラヴ』のすごいとこ、ダメなとこ
『マブラヴ』をめちゃくちゃディスってる人みたいになりましたが、僕自身はこの作品大好きです。なんならすべてのエンタメの中で最上級だと思ってます。
なぜなら心に深い傷を残すから。感情をブンブン振り回されるストーリーほど素敵なものってないでしょう。
散り際こそ一番美しいなんて言ったりもしますが、やっぱり人間が命をかけて戦うシーンでしか摂取できない脳内麻薬があるんでしょうね。
僕はクライマックスのシーンで興奮しすぎて、翌日に仕事あるのに朝6時までぶっ続けでプレイしてしまいました。よいこは真似してほしくないですが、そのくらい人を取り込んでしまう魅力があるってことで、いい感じにまとめさせていただきます。
他にも、主題歌を『ドラゴンボール』でおなじみ影山ヒロノブさんなどの豪華な面々が担当されていたり、世界観が緻密に形作られていたりと魅力はいっぱいです。
じゃあ逆に残念なところは？と言われれば、いくつか思い当たりますが、1番大きいところとして「プレイするまでのハードルの高さ」は本当にいただけない。（大人の事情なども多分にあると思うのですが）
本作は現在Steam、もしくは販売終了したPCソフト、PS3、PSVita、XBOX360のみでプレイ可能となっており、現行機種での再販がされていないため、ある程度リテラシーが高いユーザーしか手に取ることができません。
また、おススメしにくい点として、キャラのビジュアル面も挙げられます。
20年も前のゲームなので、当たり前なのですが目がすっごく大きいし、髪型もすげぇド派手で今の感覚とはかけ離れています。「見た目なんて関係ねぇ！話が面白いかどうかが重要なんだ！」という人には全く問題ないですが、「拙者、繊細なタッチで描かれた美少女しか好まぬ故」とか言われたらもうどうしようもない訳です。
この2つが解消されたら、もっと布教しやすいのになーって常々思ってたんですが、どうやらこちら新作の『マブラヴ：ディメンションズ』で一発解決らしいですわよ！（テレビショッピング風）
今度出る『マブラヴ：ディメンションズ』のご紹介
お待たせしました、ようやく本記事のメインコンテンツです。
NextNinja様より近日配信予定の『マブラヴ：ディメンションズ』ですが、ゲームジャンルがこれまでの作品から打って変わってアクションRPGに！
ロボットを操縦して、襲い掛かるエイリアンをバッサバッサなぎ倒しまくる爽快さと、敵がドロップする装備品を集めて仲間を強くしていく充実感が味わえる作品に仕上がっています～～～！！！
ほんで『マブラヴ』の残念なところはどんな風に解消したのかと言うと、
プレイするまでのハードルの高さ
→原作のストーリーを収録していてアプリの中でそのまま楽しめる！
（※リリース時点で『マブラヴ』『マブラヴ オルタネイティヴ』の一部を収録）
キャラのビジュアル面
→有名絵師の描き下ろしイラストを採用し、最新最カワなキャラクターを堪能できる！
ってな感じで新規のユーザーさんがめちゃくちゃ入ってきやすい感じになってるんです。（もちろん原作ストーリーは過去のビジュアルなので、脳内で補完する必要はありますが・・・）
あの『進撃の巨人』のベースとなった物語を”無料”で楽しめるってだけでも、プレイする価値はあるってもんです。Steamだと2作品で定価7000円くらいなので、DLした時点でもう7000円の儲けですわ。（適当）
ゲームの軸はオリジナルのストーリーなので、『マブラヴ』を知っている人でも楽しめますし、「エイリアンに侵略された世界」なのは同じでも時代が「西暦2023年」になっていたり、民間軍事会社が舞台だったりと、原作からはかけ離れた物語になっていそう。期待が膨らみまくりです。
あとすべての男の子にこれも伝えたい。
ロボットの一枚絵がすげぇカッコイイぞ！！！！！！！！
#マブD 戦術機 紹介
— マブラヴ：ディメンションズ【公式】 (@Muvluv_DMS) June 24, 2023
『TSF-Type94 不知火』
暗灰色の機体に日の丸が眩しい日本帝国軍塗装の不知火。某確率時空では、帝国軍の不知火は基本的に全てこの塗装。頭部のセンサーマストは日本製戦術機の大きな特徴のひとつ。
【ストア予約受付中！】https://t.co/UTLV4uSIA3#マブラヴディメンションズ pic.twitter.com/dmUSkmwJob
全部かは分からないですが、大谷勇太さんというガンプラのパッケージイラストを描きまくっているイラストレーター様がメカ絵を担当していて、ビジュアルの臨場感と迫力が半端じゃないんですよね！ビバ！パケ写！
キャラのビジュアルも良いし、メカのビジュアルも良い。ストーリーもオリジナル・原作どちらも充実させていて、ゲームプレイは爽快。ハクスラ要素もあって、単なる周回にならない飽きのこない仕様。
もちろんリリースしてみないと分からないですが、今のところは非の打ちどころがなさそうですし、僕は本心からめっっっっちゃくちゃ楽しみです！
絶対に面白いからやってみて！とは言いません。もし少しでも『マブラヴ』というコンテンツに興味をもたれたとしたら、『マブラヴ：ディメンションズ』を通してちょっとだけでも作品に触れてみていただければこれ以上に嬉しいことはないです。
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そんな『マブラヴ：ディメンションズ』は現在事前登録を受付中！
登録者が増えるほど、ゲームを始めるときにもらえるプレゼントが豪華になっていくので、ぜひぜひみなさん哀れなマブラヴオタクたちを救うと思って登録してもらえると嬉しいです！（重複もカウントされるらしいっス）
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