【日記】ミュージシャン

 フジロックでいろんなミュージシャンを知ったと昨日書いたけれども、そのほとんどは、あの熱狂から外れた状態で聞き直してみたら、さほどハマらない人がほとんどだった。
 その幾人かを挙げるとすると、kroiとか。ファンキーなリズムが気に入った、と思っていたが、いろんなアルバムを並べて聞いてみると、少し醒めてしまった、悪くはないんだが。
 toconomaは、インストバンドとしてけっこうサウンドが気に入った。BGMとして流しておくのにちょうどいい。
 まだちゃんと聞いてはいないが、フジロックを流し聞いていてショッキングなほどすごいと思ったのは、KYOTO JAZZ SEXTET。まあスタンダードなジャズのバンドではあるのだが、その熱狂にやられたのと、サウンド作りがとにかく丁寧だった、音が良かった。演奏自体のことではないから、何が要因になっているのかは知らない。
 それから、T字路s。二人しかメンバーはおらず、ボーカルとベースといった風で、シンプルなのだが、とにかくボーカルのブルージーで全力な歌い方、こんなジャンルの音楽には、こんな風に偶然でもなければ出会わないので、貴重だった。また聞こうと思った。ブルースが、音楽の一つの大きい潮流だという意味が、分かった気がした。浅薄な理解ではあるが。

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