HiMERU多重人格説の検証
HiMERU多重人格説について情報を整理しました。あくまで私の見解ですので、不足や矛盾があったら教えて頂けると嬉しいです。
※あんスタ本文からの引用は「」で示す
※HiMERUの人格について、以下のように表記する
ヒメ:十条要じゃない元々の主人格
十条要:今あんスタで認知されてる方
①多重人格になった理由と時期
HiMERUが多重人格=解離性同一性障害(DID)になった理由は、この要の発言に尽きる。風早巽の革命によってHiMERUは傷つき、風早巽を心の底から憎んだからである。しかし、ヒメは元々風早巽の革命を支持していた。巽の革命こそが正義と信じ、巽を愛していた。
以上のことから、風早巽への憎悪という感情を、ヒメは受け入れられなかったのではないだろうか。「僕は風早巽が大好きだ、憎むなんてことあるはずがない」という風に。そして風早巽への憎悪だけがヒメから解離し、十条要を生み出したのである。
上の画像中の「憎しみだけ」という書かれ方からも、なんとなく別人格がある感じを読み取ることができる。「純粋で、綺麗だからこそ壊れやすかった」という発言も、ヒメの心が綺麗だったから憎しみという感情を受け入れられなかったのだ、と考えられる。また、
というDIDの一般的な特徴にも当てはまる。ヒメは優しいから「風早巽ィ!?」なんて言わない。
では、いつHiMERUはDIDを発症したのだろうか。以下の画像を見ていただきたい。
これは、風早巽が「俺の本名だよ、内緒にしといて」の話をHiMERUにした場面である。「記憶がない」という発言から、これは主人格しか経験していない出来事であり、この頃から解離性健忘が見られていると分かる。そして、HiMERUは特待生がバッシングされるようになった時期のだいぶ初めの方で、病み始めていたことも分かる。2人が居酒屋で話したのは、風早巽失脚事件が起こる前の出来事であるからだ。
風早巽は、バッシングを受けるようになってもなお、施しを続けていた。そんな中で他の特待生の動向に気を配れるわけがない上に、実際HiMERUとはそこまで親しくなかったようである。居酒屋でヒメと話した時期に、巽はそこまでメンタルにダメージを受けていなかったが、HiMERUはバッシングを気に病んでいたのではないだろうか。
以上のことから、風早巽の失脚直前には、革命への恨み=十条要という人格が生まれていたと考えられる。
②HiMERUの飛び級大卒について
絶賛アイカツ中のHiMERUにいつそんな暇があったんだ、となるが、無理やりこじつけると風早巽の入院期間あたりになるだろうか。
篝火のスバルの発言からも分かるように、HiMERUには影武者を立てていた時期があった。この時期について、一般的にはHiMERUのメンタル療養期間だったのではないかと考えられているが、これは海外の大学に通っていたからという理由も考えられる。(根拠ゼロなので情報提供ください)
もう一つの仮説としては、"十条要"という新しい人格の設定の中に"大卒"があったとも考えられる。
DIDで作られる人格について、年齢や性別などが本人と違うことは珍しくない。作中で大卒の明確な根拠(証明書など)は示されていないため、HiMERUさんは本当は大卒ではないのかもしれない。HiMERUは天才ですから、大卒じゃなくても難しい学術用語が使えるのです。
③「その気になればいつでも『本体』を潰せる」とは
これは斎宮宗の発言である。ここのスクショを文字通り受け止めれば、本体はどこかに隔離されていて、斎宮ならそこで本体を確保し東京湾に沈めることができるという風に理解することができる。
しかし、ここでのHiMERUは多重人格ということになっているため、違う解釈をする。
こじつけである。
最後に
多重人格説は、成り立たなくはないが無理やりこじつけなければならないところも多いという印象。DID説、夢があるので筆者は好き。
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