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0422「縮み上がり健康法」

まだ休み中だが、休みとはいえ、日本は動いているし、日本はゴールデンウィークには止まるので、間引き運転ながら夜は仕事をしている。月末のお金の処理とかは容赦なく日本のGW進行でやってくる。

休み用に書いた読書感想文っぽいやつのストックがなくなった。今日はちゃんと日記を書かなくてはならず、面倒を通り越して腹が立つが、仕方ない。

ニューヨークから近所なので、ナイアガラの滝近辺に来ているが、ナイアガラの滝というのは、基本的に滝でしかないので、何日もいるところではない。しかし、次男と長女にとってこの大瀑布は初めての光景だし、予備知識無しに突然このでかい滝が出現したらかなりびびるだろうし、特に次男は多少物心ついているのでびっくりしていた。

ナイアガラの滝はすごい。リアルにギアガの大穴みたいなもので、こんなとんでもない地形がありえるのか、と思ってしまう。何より、ナイアガラの水は綺麗で澄んでいて、青い。滝の裏側は緑色に見えてとても美しい。濁流だとこんな色にはならない。

そんな素晴らしい滝の光景だが、展望台は崖っぷちなので、自分の場合、正直なところ全く集中できない。これは、華厳の滝であろうが、グランドキャニオンであろうが、ホースシュー・ベンドであろうがどこでもそうなる。

他の人が落っこちたりしないか心配で、落ち着かないのだ。

そこに自分たちしかいなければ問題ない。純粋に雄大な景色と向き合い、自然の大きさに圧倒されることに没入すればいい。怖いから崖っぷちスレスレまでは行かない。

ところが、私たちが行く崖っぷちの多くは観光地だ。人がわんさかいて、思い思いに様々な行動を取っている。中には、危険に対する感覚というか、「危ない!」という閾値が全然自分たちと違う人たちというのがいて、平気で柵の上に登ったり、子供をスレスレに立たせたりする。

それが気になってしまって気になってしまって、いつ誰かが落ちないか心配になって全く景色を楽しむことができない。ナイアガラでは実際に落下事故も起こっているのだ。実際行ってみるとわかるが、あそこから誰かが落ちるのとかちょっと無理だ。

挙句の果てに、滝の写真とかじゃなくて、危ないところに立っている人の写真を撮り始めてしまう。

中には、DANGERって書いてあるのに横で柵のところに登っている人もいる。この柵を越えたら奈落の底だ。くそ怖い。

そんなこんなで、毎回行くと思うのだが、こういう崖っぷち系観光地を全然楽しむことができない。下品な表現だが、こういう場所に行くと常に大事な場所が縮み上がった感じになる。縮み上がりっぱなしだ。しかしこれはある種、臨戦態勢に入っているということなのかもしれなくて、この状態と通常状態を行ったり来たりすることで、サウナのように血行が良くなったり代謝が良くなったりするのかもしれない。

そう考えると逆に健康に良い可能性もあるのかもしれない。

相変わらず日付がズレているような気がする。どこかで二日分書かないといけないのか。嫌だ。

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