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未知との遭遇【海洋生物編】

朝食には決まって蒸し野菜を食べる。
ほうれん草あるいは小松菜にしめじともやしをレンジで蒸して、そこへポン酢などで味付けを行い、すりごまとチリメンジャコをかけて食べる。

なんだろこれ?

子供の声とともにそれをみせられました。
どうやら毎朝お決まりのチリメンジャコをつまみ食いする際に発見したようです。

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早速、先日記事でもご紹介しました顕微鏡にて観察してみました。

いざ、観察!


拡大してみると

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エビかな?

ん?ホントにエビなのか???


と思って調べました。

その正体は…


チリモン図鑑に掲載された同定確認済みの個体と酷似しているので間違いなさそうです。


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じつは

ヘイケガニ【平家蟹】の幼生(ゾエア幼生)だというのです。

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生体はこちら⬆️


大人になったら下の写真のようになるようです。

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サイトをみて驚きました。

甲羅がまるで人の顔のようですね。


妖怪なのか


「ヘイケガニ」と発した途端「え!妖怪なの?」とウチの妖怪博士(子供)がいいます。

その通り、昔はこの容貌から妖怪であると恐れられていたのです。

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成体になったヘイケガニは食用にはならないようです。


おわりに


実に、チリモン(チリメンモンスター)の世界は面白いですね。

知らないことがたくさんあることを知るとともに、新たな発見はとても楽しく、つられて様々な周辺のことも知りたくなりました。


おしまい




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