幼い頃の夢、そして…
久しぶりに出勤して家に帰ると子供が「となりのトトロ」を観ていた。
もう何回観ているんだろう…。
ふと幼い頃に自分自身が観ていた頃を思い出した。
お父さんが家で仕事をしていて、花屋さんになったりする。
たまに外へ仕事に出掛けることがあるけど、一緒にお風呂に入ってくれる。
「いいな」
幼い頃は、父親が傍にいる時間が長く、身近に感じられる環境に対して、主体は子供側として、羨ましくおもって「いいな」と感じていたと思う。
時は流れ、再びトトロを観る機会があって
「いいな」
今度は、父親側の視点でいいな、家で仕事ができるっていいな、と思っていた。
とにもかくにも私は「トトロ」のお父さんに憧れていたのだ。
はたと気づいた。
今日、久しぶりに出勤したけど、このところずーっと家にいて、机に向かっている。
時折、子供が訪ねてきて、隣であるいは膝の上で絵を描いて戻っていく。
あぁ、トトロのお父さんだ…まるで
そうだ、トトロのお父さんは在宅ワーカーだったんだ!
ワンオペだけど(そこの点は私は違う)。
うん、悪くない。
というより
しあわせだ。
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